新型フォードGTは競争率13倍、価格も5000万円という入手困難の象徴のような車ですが、Le Mans Coupes LtdがフォードGT40のレプリカ「Superformance GT40」を発売。
およそ70%のパーツが純正と置き換え可能とのことで、その分価格も1600万円ほどと高価。
エンジンは5.6から7リッターの間で選ぶことができる、とのこと。
オーダーメードのようでスペックは自在のようですが、最もパフォーマンスが高いものだと0-100キロ加速は3.7秒、最高時速は329キロ、とのこと。
欧米ではこういった「真剣なレプリカ」が時折見られ、本物を変えない人が見栄を張るのにレプリカを購入するのではなく、その車が希少で手に入らない、もしくはコンディション的に日常走行ができない(または保管しておきたい)という理由で「本物と同じレベルの」レプリカを求めることがあるようですね、
Superfomanceがシェルビーと共同し、ル・マン優勝50週年を祝うGT40MKIIのレプリカを製作。
20台のみ制作されるそうですが、レプリカと言ってもパーツの90%は純正部品との互換性があり、半ばメーカー公認のようなものですね。
20台はすべて右ハンドルとマニュアルトランスミッションを持つそうですが、エンジンは購入者が自由に選べる模様(Superformanceはシェルビー427FE V8をオススメ)。
一部は最新のパーツに置き換えられ、ビルシュタインのショックやH&Rのスプリング、調整式ペダルボックス、エアコン等現代風にアップデートされている部分もあるようです。
塗装についても、このブルース・マクラーレン風のブラック×シルバーの他、ケン・マイルズ風のブルー×ホワイトなど様々なカラーを選べる模様。