フォード・マスタングが2015年に続き、2016年でも「世界で最も売れたスポーツカー」に。
フォードによると2016年には15万台のマスタングを販売したとし、アメリカ以外では45,000台を販売、としています。
マスタングというとアメ車の象徴のようなイメージもあり、やはり2/3はアメリカで販売されているようですが、イギリスでも「最もよく売れているスポーツカー」ランキングトップを記録したり、ドバイでも異常な数のマスタングが走っていたり(単一車種に絞ると、おそらく最も多いのがマスタングではと思う。感覚的にですが)、と意外に世界中で人気があるようです(売れていないのは中国と日本くらいか)。
なおマスタングは2018年に大きなフェイスリフトを受けますが、外観の変更や内装ではデジタルメーターを採用することがわかっている他、エンジンなどのスペックは不明。
5リッターV8はパワーアップと燃費向上が予想され、2.3リッターエコブーストもより効率的になる、とは言われていますね。
直近だと2017年には現在の世界140市場に加えて販売する市場をつ拡大し、さらに海外での販売が伸びるのは間違いなく、2018年も「世界でもっとも売れたスポーツカー」になるのは間違いなさそうです(マツダ・ロードスターは年間で25,000台くらい)。
マスタングは50年でこう変わった。カットモデルで1965/2015年モデルを比較
ポルシェ強し。これが英国で最も売れているスポーツカー「ベスト10」だ
ドバイで見かけた車たち。ドバイ警察/アブダビ警察車両ほか、やっぱりアメ車
2018年マスタングのスタートボタンは「馬の心臓」と同じ速さで点滅。まるで生きている馬のように
フォード・マスタングが2015年に14万台を売り、「世界で最も売れたスポーツカー」に。
なお10万台を超えたスポーツカーはマスタングのみとのこと。
フォードによるとクーペが11万台、コンバーチブルが14万台。
現在は140を超える国で販売されており、ドイツにおいても「最も売れた」スポーツカーになったとのことなので、この状況では「ほとんど売れてない日本」は切り捨てて当然なのかもですね。
なお一番伸びたのは中国と英国、とのこと。
欧州だと16600台の受注があり、すでに4700台をデリバリー。
英国、フランス、ドイツでは3500台が売れたとのこと(ポルシェ911のほうがもっと売れているような気がしますが、集計方法に秘密があるのかもしれない)。
北米は12563台を販売したとのことですが、そう考えると14万台という数字は特定の国に偏っているわけではなく、各国の積み上げということもわかりますね。