テスラが自前のレストランとドライブインシアター「スーパーチャージャー・ダイナー＆ドライブイン」を作るようだ！すでに計画書も提出済み、設計図も公開される

｜ レストランについてはテスラオーナー以外もこぞって利用することになりそうだ ｜

テスラ自前の施設であれば、問題となっている「ガソリン車による充電設備の専有＝アイシング問題」も解決できそう

さて、何かと奇抜なアイデアを実現したりするテスラですが、つい先日は「実際に動くテスラボットを9月に発表する」ともアナウンスしてちょっとしたニュースになったばかり（誰もが驚くほどの完成度を動きを期待）。

そして今回明るみに出たのは（2018年にTwitterにて予告した）「テスラによる、独自のレストランとドライブインシアターを持つ充電ステーション」。

てっきり何かの冗談と思っていたものの、（テスラボットと同じく）どうやら本気でこれを実現するつもりだったもよう。

すでに「テスラ・ドライブイン」は実現秒読み段階

この計画は「Tesla Supercharger Diner & Drive-in（テスラ・スーパーチャージャー・ダイナー＆ドライブイン）」というもので、今回はその設計図がロサンゼルス都市計画局に申請されており、つまりは「実現秒読み段階」。

実際にサンタモニカ大通りの角にある土地も取得しており、申請が承認されれば現座建っている建物を解体し、土地をならした後に新しい施設を建設する計画だと報じられています。

建物はこんなイメージですが、図面に描かれた木のサイズから見ると、かなり大きな建物であるように見ますね。

こちらは上から見た図ですが、右下の丸い建物がレストラン、そして左上がドライブインシアターのスクリーン、そして上辺と左辺には駐車スペースと充電器（スーパーチャージャー）が並びます。

申請書によると、スーパーチャージャーは29基、そしてレベル2の充電器が5基設置され、レストランは1階が5,500平方メートル、2階が3800平方メートルという構成。

映画のスクリーンは充電中のクルマの中から、そしてレストランの中からも見えるように設置されるようですが、スーパーチャージャーの充電時間にあわせて映画の長さは30分に設定され、そして外（この施設を利用しない人）からは見えないよう、竹を植えることで”目隠し”が作られるようですね。

テスラはこの施設を24時園営業としたいようですが、ロサンゼルスの規定には「午前7時から午後11時までの営業に留めねばならぬ」というものがあるそうで、ここはさすがにテスラといえども「動かせない」のかも。

なお、現時点でテスラがどれくらいこの「テスラ・スーパーチャージャー・ダイナー＆ドライブイン」の数を作る計画を持つのかわかりませんが、テスラのブランド力を考慮すると、テスラ車のオーナー以外の人もこのレストランを利用する可能性が高く、意外と「新しい収入源」になったりするんじゃないかとも考えています。

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参照： Los Angeles Department of City Planning