| グランフロント南館の平面往復機械式駐車場はけっこう穴場 |
さて、大阪でスーパーカーやスポーツカーを安心して駐めることができる駐車場シリーズ、今回は「グランフロント大阪(南館)」。
ここは平面式駐車場、二段機械式駐車場、平面往復機械式駐車場がありますが、「平面」は非常に幅が狭く、幅広なスポーツカー、ドアの長いスポーツカーをここへ駐めるのは困難(そもそもドアパンチを食らう可能性がある)。
したがってスーパーカーやスポーツカーを駐車できるのはグランフロント駐車場では「平面往復機械式駐車場」のみ。
駐車場に入る前には平面往復機械式駐車場の利用可不可を要チェック
なお車道から駐車場の入り口には係員がいて、そこで「平面往復機械式駐車場を利用できるかどうか」聞けばOK。
そこで「利用可」だとそのまま駐車場に入れば良いですし、使用不可であれば駐車場に入らず車道に復帰して別の駐車場を探すことに。
ただ、(経験上ですが)平面式や二段方式から先に埋まってゆくので平面往復機械式駐車場は「最後」に埋まることになり、よってグランフロント南駐車場が満車でもない限り、まず平面往復機械式駐車場を利用できると考えて良さそう。
加えて言うならば、グランフロント「北館」「南館」それぞれに駐車場がありますが、北館のほうがアクセスが良いため、北館から駐車枠が埋まる傾向あり(さらに北館に平面往復機械式駐車場があるかどうかは不明なので、ぼくとしては南館駐車場の利用をオススメ)。
ちなみに、グランフロント南館の駐車場(赤い丸)に入るには、下の地図に示した矢印の方から侵入しないといけないので要注意。
こちらがその平面往復機械式駐車場。
トレー式でよく見られるような「レール」もなく、かつタイヤ止めも無いので、超扁平タイヤやベタベタに落ちた車高でもまず安心ですね。
ただ、「幅1900ミリまで」なので、フェラーリやランボルギーニ、ラクラーレンは幅の点で「アウト」。
ポルシェだと911カレラ、911カレラ4まではOKですが、「911ターボ(1910ミリ)」は入庫不可。
加えてドアミラーを倒す必要があるので、「電動可倒式」ミラーでないとちょっと面倒ということになります。
こんな感じで車が横に移動。
なんばパークスにある平面往復機械式駐車場もこんな感じですね。
ちなみに重量は2300キロまで対応できるため、ほとんどの車に対応ができることにはなりますが、走行レンジの長いピュアEVだとこの範囲に収まらないこともありそう。
今後発売されるBMW i4やアウディe-tron quattroなどは2300キロを超える可能性が大きく、EV時代が到来したら現在の立体駐車場の「ほとんど」はEVに対応できなくなるかもしれませんね。※EVはバッテリーが重いため。テスラ・モデルSは2600キロほど重量がある
↓これが車の入っていない状態。駐車場所が「真っ平ら」なことがわかります。
駐車場から出るときはこんな感じ。
出入りともに無理な切り返しの必要がなく、簡単に入庫や出庫ができるのがいいですね。
〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町
収容台数:170台(南館)、160台(北館)
駐車料金:最初の1時間600円、それ以降は30分ごとに300円
駐車可能サイズ(平面往復機械方式):全長5300ミリ、全幅1900ミリ、全高2000ミリ、重量2300キロ
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