| さらに、あの「デヴェル・シックスティーンも購入 |
「ライカン・ハイパースポーツ」で一気にその名を世界に轟かせたドバイ拠点のWモータースですが、そのライカン・ハイパースポーツの後継モデルが「フェニア・スーパースポーツ」。
これは出力780馬力、0−100キロ加速2.8秒、最高速度はなんと400km/h。
そしてさらに驚くのはこのフェニア・スーパースポーツの価格が邦貨換算で「約2億円」ということです。
しかしながら「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので、なんとこのフェニア・スーパースポーツを「5台まとめて購入した日本人がいる」模様。
購入したのは芝浦ホールディングスCEO
これはWモータースの公式Facebookにて明らかになったもので、購入したのは芝浦グループホールディングス(株) 代表取締役会長兼CEO新地哲己氏。
同氏はブガッティ・シロン/ヴェイロン、ケーニグセグ・アゲーラRS等のオーナーとしても知られていますね。※画像はメガスーパーカーモーターショーの公式サイトより
芝浦ホールディングスは福岡県に拠点を置き、建築、農業、エネルギー関連他多数の事業を手掛けており、その全てを統括するのが新地哲巳氏、ということになりますが(新地哲巳氏からのメッセージはこちら)、芝浦ホールディングスは2019年7月19〜22日までマリンメッセ福岡にて開催された「メガスーパーカーモーターショー(MEGASUPERCAR MOTORSHOW)」の主催者としても有名です。
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メガスーパーカーモーターショー自体は2017年から3年連続で開催されており、2021年には東京での開催も計画しているようで、この折には今回購入したとされるフェニア・スーパースポーツも登場することになる、とWモータースがコメントしています。
こちらがWモータースが自身のFacebookに投稿した内容。
最終的にどのカラーが選択されたかは明かされていませんが、それは今後明らかにされてゆくのかもしれませんね。※うち1台は、イエローカーボン仕様であることがメガスーパーカーモーターショーのオープンニングセレモニーのプレゼンテーションで明らかに
なお、フェニア・スーパースポーツは上述の通り「ハイパーカー並み」の性能を持つクルマで、エンジンそのものはルーフ製の3.8リッター・フラットシックス・ツインターボ。
トランスミッションは7速DCT(デュアルクラッチ)で、インテリアに使用されるパーツを見るに、ルーフCTR3(つまりポルシェ911)と多くの共通点があるようです。
ボディパネルはカーボンファイバー製、車体重量は1,349キロとされていますね。
フェニア・スーパースポーツ自体は「25台」に生産が限定される、と言われ、そして今回新地哲巳氏が購入したのは初回生産分の「ファースト・エディション」とのこと。
なお、この話はここで終わらず、なんと新地哲巳氏は同じくドバイ拠点の「デヴェル・シックスティーン」の購入契約を締結したことをメガスーパーカーショーのオープニングにて言及。
こちらもやはり2021年開催のメガスポーツスーパーカーショーに登場することになりそうです。
デヴェル・シックスティーンは排気量12.3リッター、出力は最大で5000馬力(いくつかのバージョンがある)というとんでもないクルマ(もうハイパーカーの域も超えている)。
デヴェルはドバイ在住の兄弟、マジド/ラシド・ムハンマド・アル・アタール氏によって創業された自動車メーカーですが、この常識はずれなクルマを作ろうと思ったのは「ドバイにはスーパーカーやハイパーカーが溢れかえっており、それらとは異なり、そしてそれらを超えるクルマを作りたかった」から。
同社は「顧客がクルマを選ぶのではない。クルマが顧客を選ぶのだ」という素晴らしいコメントも残していますね。
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