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全米が涙!亡くなった14歳の少年の”生前の希望”を叶えるためにアメリカ中から2,100台のスポーツカーが集まり、少年を見送る

2019/11/21

| 母親「息子はこんなにも愛されて、幸せに違いない |

4年間の闘病の末に亡くなった14歳の少年を見送るため、全米から2,100台を超えるスポーツカー/スーパーカーが集まった、という報道。
この少年とはミズーリ州のアレック・イングラム君で、ガン(骨肉腫)を宣告された後に闘病生活を続けるも、11月7日に亡くなった、と報じられています。

そして彼を教会まで送り届けるパレードのために集まったのが多くのスポーツカーやエキゾチックカー。
それには、同じ「小児がん」の子供をかかえる親たちの連帯感があったようです。

小児がん患者の親は強い絆で結びついている

なお、このイベントを決行したのは、自身もたった2ヶ月前に、8歳の娘をガンで失ったダナ・クリスチャン・マンリーさん。
ダナ・クリスチャン・マンリーさんはお互いに末期がんの子供をかかえる家族ということで、アレック・イングラム君の母親であるジェニー・イングラムさんと親しかったそうです。

そして、ダナ・クリスチャン・マンリーさんがアレック君に「なにかしたいことはないか」と尋ねるも、彼はもう何もできないほど衰弱。

ダナ・クリスチャン・マンリーさんの娘が亡くなったときは3,500台ものバイクに見送られて旅立ったそうですが、生前のアレック君がその葬儀の様子を見て「これはクールだね!でも、これがバイクじゃなくてスポーツカーだったらどんなにいいだろうな」と語っていたことを思い出し、「多くのスポーツカーたちで彼を見送ってあげよう」と考えたのがこのイベントのきっかけだそう。

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そこでさっそく「スポーツカー・フォー・アレック」なる企画を立ち上げ、アレック君を(葬儀の行われる)教会までスポーツカーで送り届けることを計画。

実際に参加を求めてみると多くのスポーツカーオーナーたちがこれに賛同し、ミズーリのみではなくカリフォルニア、インディアナ、ミシガン、フロリダ、ニューヨークなど文字通り全米からスポーツカーたちが終結。
動画を見るとスカイラインGT-Rやランボルギーニ、フェラーリ、ダッジ、コルベット、マクラーレン等多数のスポーツカー/スーパーカーが参加していることがわかります。

そして教会までの道のりは、警察による先導にて、2時間ほど道路を”貸し切りで”走行した、とのこと。

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葬儀の後、アレック君の母親は「息子がこんなにも愛されて幸せだ。息子を失った悲しみを言い表すことはできないが、息子のために行動してくれた人々を見て、心が軽くなり、救われた気持ちがする。息子は幸せだった」と語っていますが、一番最後に記憶が素晴らしいものとなり、傷がいえた後、美しい思い出とともに息子を思い出すことができるのかもしれませんね。

VIA:CNN, Opinion Spere, KSDK News

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