| サークルKの消滅とともにその歴史に幕、しかし熱い志を持つ人達ががんばってくれたようだ |
価格はちょっと高め、しかしブラインドパッケージではないので目当てのクルマを買えるという利点も
さて、ぼくのコレクションの中心でもあった「京商CVSミニカーシリーズ」。
これはコンビニエンスストアのみにて展開されていたもので、2004年11月にサークルKサンクスにてスタートしていますが、その後サークルKサンクスはファミリーマートに吸収されてしまい、これとともに(2016年12月に)その歴史に幕を下ろしてしまいます。
これによって1/64サイズのミニカーの新作がほぼ出なくなってしまい(ブンカ社、F-TOYS、MINI GTからの発売はあったが、種類が非常に少ない)、そのためぼくは「1/64ミニカー難民」となって途方に暮れていたのもまた事実。
ただし京商はそういった状況を看過しておらず、2020年1月には「ミニカー&ブック」として1/64シリーズを復活させており、しかしこれは以前のような手頃な価格ではなく、かつ「解説書」とセットになったもので、それまでの京商CVSミニカーシリーズとはちょっと趣旨が異なっていたわけですね(No.11まで発売済み)。
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京商CVSミニカーシリーズが「KYOSHO 64 Collection」として復活
そこで今回、1/64ミニカーファンにとっての朗報が「京商がコンビニでの1/64ミニカーの販売を再開する」ということ。
ただし以前のような食玩扱いではなくミニカー単体での販売となっており、かつクオリティもちょっと上がることで価格も1,320円へとアップしています(これにあわせてオープンパッケージとなったので中身がわかり、以前のようなブラインドではなく、よってムダがなくなった)。
なお、このKYOSHO 64 Collectionは国内外のクルマをモデル化の対象としているといい、歴史的な名車に加え、京商とファミリーマートの開発陣が「ほしい」「面白い」と感じるモデルカーをリリースしてゆく、とのこと。
おそらくは旧サークルKサンクスで以前京商CVSミニカーシリーズを担当していた人たちががんばってこの企画を実現してくれたのだと考えていますが、今後に期待がかかります。
京商はランボルギーニやフェラーリとのかかわり合いも深く、このあたりを幅広くモデル化してほしいところですね。
今回発売される「KYOSHO 64 Collection」は4モデル
そして今回発売となったのは4モデルで、まずはトヨタ・セリカ1600GT(イエロー/ブルー)。
そしてトヨタ・スープラ(A70、ダークグリーン/ブラック)。
トヨタ・スープラ(A80、ホワイト/シルバー)。
トヨタ・センチュリー(ブルー/ブラック)。
センチュリーには京商オンラインショップ限定カラー(シルバー)も存在します。
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参照:京商