世も末か・・・。母の日に息子と母親とがストリートレースを行って制限速度を65km/hオーバーし129km/h走行し逮捕。双方の車両は30日間の没収

｜　起こった息子が母親を追いかけたのか、その逆なのか、もしくはただレースをしていたのか一切不明　｜

それにしてもなかなかにバッドアスな母親だと思う

さて、米国フレズノ警察が「母の日にとんでもない事件が起こった」と自身の公式Facebookへと投稿。

この事件とは「息子と母親とが、制限速度を65km/hもオーバーする129km/hでストリートレースをしていた」というもの。

これについてフレズノ警察は「花束、ブランチ、ディナー、そしてスパ・・・。私たちの多くは、そうやって母親と昨日（母の日）を過ごしたはずです。しかし、この2人は違いました」。

なお、日本だとこういった投稿はまずご法度だと思われますが、欧米やオーストラリアでは同様の投稿が行われる事が多く、警察とそれを取り巻く事情が日本とは大きく異なるものと思われます（いい意味でも、そうでない意味でも、日本の場合は警察官を普通の人間とは異なる生物だとして見ているフシがある）。

その事故がどうして発生したのかはわからないが

フレズノ警察はこの事故の発生理由、そして詳細を発表していないものの、Facebookに投稿された内容だと「フレズノ警察のストリートレーシング対策チームが、ファースト・ストリートからショー・アベニューを東に向かって暴走するクルマを捕まえた」とのことで、ショーアベニューの制限速度である時速40マイル（時速64キロ）を大きく超える80マイル（時速129キロ）で走行していた、とのこと。

そして驚くべきは息子と母親とがダッジ・チャージャー、GMCシエラに乗ってストリートレースを行っていたということであり（どちらがどのクルマを運転していたのかは記されていない）、その場にて無謀運転のカドで違反切符を切られ、決まりに則って30日の間これらのクルマが押収されることになったのだそう。

「どうしてそうなった」のか気になって仕方がないものの、とりあえずこの母親が相当にファンキーであることは間違いなさそうですね。

加えて事故に至らなかったこと、巻き添えを食らった人やクルマもいなかったようなので、まずはそのことを喜びたいと思います。

さすがに親子でのストリートレースは聞いたことがない

なお、コロナ禍以降はストリートレースやスピード違反の検挙が増加しているとは聞くものの、さすがに身内、とくに母親とのストリートレースは前代未聞。

ちなみにですが、中国では時折「夫婦喧嘩にクルマを持ち出し、お互いのクルマをぶつけ合う」といったニュースを聞くことがあり、ちょっと前には夫の浮気に怒った妻が夫のクルマに自身が運転するクルマをヒットさせるといった事件が報道されていますね。

フレズノ警察によるFacebookへの投稿はこちら

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参照：Fresno Police Department