新車登録から12ヶ月でもっとも「値下がりする」クルマ15選はこちら。やはりEVが多数を占めるもマセラティ・レヴァンテ、レンジローバー3モデルに加えBMWも

｜　このリストを見る限り、特定ブランドのリセールが弱いことは間違いない　｜

そしてEVのリセールが弱いことは「確実」である

さて、先日は「EVの値下がり（売却価格の下落）率が大きい」という話題をお伝えしましたが、今回は「もっとも価値が下がるクルマ」について。

このリストは電気自動車そしてガソリン車も含みますが、やはり上位は電気自動車で占められており、相変わらず「中古車の購入」という観点からすると（中古EVは安価なので）中古EVはお得であるとも言えそうです。

「もっとも価格が下る」のはこんなクルマ

そこで今回、中古車ポータルサイト、iSeeCarsが公表した「新車登録から12ヶ月間でもっとも価格が下る中古車ランキング」を見てみたいと思いますが、まずその順位は以下の通り。

これを見るとけっこう意外なモデルもあり、テスラ・モデル3の価格が下がるのは昨今の報道で明らかになっていたものの、逆にモデルYはこのリストに入っておらず、そして（モデルSがランクインしているのに）モデルXの姿も見えないために「SUVは強い」ということになるのかも。※あるいはモデル3のほうが販売期間が長いので、市場が食傷気味になっている可能性もある

一方でレヴァンテ、E-PACEといったSUVが入っており、そしてレンジローバーだと3モデルが入っていて、となると「SUVが一様に弱い」というわけではなさそうですが、比較的アッパークラスのSUVのリセールが弱いのかも（一方でX2もこのリストに顔を出し、メルセデス・ベンツのSUVは入っていない）。

ちなみにレンジローバー・イヴォークはかつての「人気車種」であり、ぼくにとっても「買った値段と同じ価格で売れた」数少ないクルマのひとつではあるものの、今や不人気モデルに数えられるようですね。

なお、値下がり率ではなく「値下がり額」で見てみるとトップはメルセデスAMG GTの13,840ドル、2番目はマセラティ・レヴァンテの11,086ドル、3番目はレンジローバースポーツの9,528ドル。

合わせて読みたい、関連投稿

参照：iSeeCars