「100万ドルの夜景」で有名な香港のビクトリア・ピークからの眺め。
当日は雨が降っており街全体も霧がかかったようになっていて夜景はほぼ見えず。
ビクトリ・ピークへ行くにはバス、もしくはピーク・トラム(列車)に乗る方法があります。
バスの場合はセントラル(フェリー・ターミナル前)から出ているものを利用すれば山頂まで行くことが可能(このバスはお釣りが出ないので小銭を用意しておいたほうがベター。料金は現在4.2香港ドル)。
もうひとつはピーク・トラムですが、こちらは地下鉄の駅などと直結していないので、やはりバスで行く必要があります(駅からも歩けますが、けっこうな距離がある)。
これも同じくお釣りが出ないので小銭(もしくはオクトパス・カード)の用意が望ましいですね。
平日はそうでもないですが、観光シーズンの土日は大変ピークトラムが混雑するので、バスで山頂まで行き、下りはピークトラム、というのがぼくのオススメ。
なお、高価になりますがツアーで行くと団体扱いになるので、あまり並ばずに上りのピークトラムに乗れるので、時間優先の場合はツアーでも良いかもしれません(安いツアーだと個人扱いになり並ばなくてはならないので、ほかと比べてあまりに安いツアーは要注意)。
ピークトラムの駅はこんな感じ。
車内。
ピーク・トラムは最大傾斜23度という山の斜面を上り下りするもので、自走で上は困難なために車両をケーブルで引っ張る、という方法を採用しています。
乗った時はさほど傾斜が付いていませんが、上り始めると徐々に傾斜がきつくなります。
不思議なのは、すぐにその傾斜に慣れてしまい、自分たちが傾いているのではなく、風景が傾いているように錯覚してしまうこと。
なお、この人はマイケル・ジャクソンの「ゼロ・グラビティ」を行っているのではなく、「地面と平行に立っている」だけです。
それを撮影するぼくと、電車が傾いているのでこういった画像になるわけですが、ぼくは傾斜に慣れているので、自分が地面と平行で、この人がゼロ・グラビティをやっているように見えるわけですね(それだけ列車が傾いている)。
人間の感覚というものはすぐに何かに慣れてしまい、また錯覚を起こしやすいものだという例ですね。
こちらは到着したところ。
いろいろなレストラン、商業施設があります。
さらに有料で上に行ける展望台もありますね。
なお、ここから香港市街地へ戻るにもピーク・トラムもしくはバス、という方法があります。
バスで山道を下るのもそれなりに楽しく、途中で「ありえない」豪邸やマンションを見ることができ、香港の富豪の生活を垣間見ることも可能です。
今回の香港訪問に関する記事一覧はこちら
香港のスーパーマーケット、マークス&スペンサー(英国本店)へ行く
香港で見かけた車たち(フェラーリ、ランボルギーニ等スーパーカー編)
香港島と九龍島とを結ぶスターフェリー。
ぼくのよく行くセントラル(中環)やコーズウェイ・ベイ(銅鑼湾)は地下鉄では乗り換えがあって行きにくい(往復しにくい)ので、よくフェリーを利用しています。
やや時間はかかりますが風景が美しいですし、情緒溢れるのが良いですね。