![カシオG-SHOCK フロッグマン GWF-A1000](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/05/Casio-G-SHOCK.jpg)
さて、先日紹介したカーボンフロッグマン、GWF-A1000XC-1AJF(170,500円)を予約の上で発売と同時に入手。
以前にもアナログ仕様のフロッグマン(ベースモデル)を購入しているので、「フロッグマンが2個あってもな・・・」という疑念を抱いたものの、やはりカーボンフロッグマンの魅力には勝てず、ついつい買ってしまった次第です。
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カーボンフロッグマンはベース仕様のフロッグマンとこう違う
そこで今回購入したカーボン仕様のフロッグマンとベース仕様のフロッグマンとの相違ですが、構造上だと「ベゼルがカーボンに」そして「バンドがコマ仕様のカーボンコンポジットにというところ。
こちらがベースモデルのフロッグマンですが、ベゼルはステンレス製(DLCコーティングが施されている)。
![g-shock-frogman](https://live.staticflickr.com/65535/50280082066_591f2ce4ec_c.jpg)
ベースモデルのベルト(バンド)は新素材のフッ素エラストマー(G-SHOCK初採用)。
![L1260348](https://live.staticflickr.com/65535/50280082636_930db716d0_c.jpg)
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しかしながら今回購入したカーボンフロッグマンのベゼルは積層カーボン。
これはごく薄いカーボンファイバー(プリプレグ)製のシートを何十層にも重ねて成形したもので、それをプレスした後に切削・研磨という工程を経ています。
これは以前に購入したグラビティマスター(GWR-B1000-1A1JF)にて初導入されたもので、その仕上げの素晴らしさを認識しているため、今回のカーボンフロッグマンにも心が動いたわけですね。
![3K4A3880](https://live.staticflickr.com/65535/51204205274_20f7e8d8ec_c.jpg)
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そしてサイドには「積層」を視覚的にわかるよう、オレンジの層が挿入されています(グラビティマスターにはこれがない)。
![3K4A3855](https://live.staticflickr.com/65535/51202713987_85dfdb48e8_c.jpg)
ちなみにこのカーボンフロッグマンは「G-SHOCK」「SHOCK RESIST」「LIGHT」「SMART」といった、ベゼル上に刻まれた文字にカラーが使用されておらず、これはベースモデルのフロッグマンとの外観的相違でもありますね。
ただしよく見ると、これらの文字にはブラックの色埋めがなされていることもわかります。
![3K4A3858](https://live.staticflickr.com/65535/51204205709_49b9bf63ff_c.jpg)
そして「FROGMAN」文字もカラーが使用されないブラック無地(ケース同色)仕上げ。
このあたり、ベースモデルの倍以上となる価格を考慮し、渋めに仕上げたのかもしれません。
![3K4A3801](https://live.staticflickr.com/65535/51203432276_f926920cfa_c.jpg)
そしてビス、リュウズ、プッシュボタン類もベースモデルのフロッグマンに比較して「ダーク」仕上げ。
![3K4A3802](https://live.staticflickr.com/65535/51204206179_3028852449_c.jpg)
リュウズには(ギザギザの)ナーリング加工がほどこされ、トップ部分には6つのドット。
![3K4A3803](https://live.staticflickr.com/65535/51203637263_fa868fcdca_c.jpg)
カーボンフロッグマン用のカーボンコンポジットバンドは新設計
そして今回、ぼくが「買おう」と決めた理由のひとつがこのカーボンコンポジット製バンド。
![3K4A3854](https://live.staticflickr.com/65535/51202714032_461528eb37_c.jpg)
ベースモデルのバンドはこういった「従来のG-SHOCK同様の」一枚物のベルトですが・・・。
![L1260381](https://live.staticflickr.com/65535/50280111916_c5b682c557_c.jpg)
カーボンフロッグマンではコマを使用した新設計のバンドを使用しており、腕に対するフィット性が向上しています。
![3K4A3840](https://live.staticflickr.com/65535/51203430841_33a9f24931_c.jpg)
そしてフロッグマンの特徴でもある「左右非対称」もしっかり再現。
カーボンファイバー製の中ゴマの”織り目”の向きも揃っていて、このあたりは迷彩バンドにて「コマを詰めても、迷彩柄の連続性が失われないように」という異常なこだわりを見せたGショック開発メンバーの矜持が保たれているようですね。
![L1320654](https://live.staticflickr.com/65535/51202713157_1d33b68fd4_c.jpg)
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ちなみにこのカーボン製コンポジットバンドの中ゴマについては、「カーボンシートを巻き重ね、それを切削・研磨・表面にクリア塗装」したもの。
よって、自動車に使用されるカーボン製パーツのように深みや透明感が感じられます。
表も裏も同じ柄を持っており、これらを繋ぐのは「バネ棒」。
![3K4A3851](https://live.staticflickr.com/65535/51204498545_d69bf1f3a3_c.jpg)
なお、コマを採用したことで従来のように「穴と針」で固定する方式ではなく、パチンと留めるスナップ式バックルへと変更されていますが、さすがにダイバーズウォッチを標榜するだけあってエクステンション機能も装備。
![3K4A3837](https://live.staticflickr.com/65535/51204498715_c736375ebf_c.jpg)
ただし中折れ式のプレートを内蔵するのではなく、バックル内側のスクリューを回すとバックルが伸びるという構造を採用しています(この構造ははじめて見た)。
これだと「中折れプレート式」に比較して微調整が可能となり、より便利に使用できそうですね。
![3K4A3849](https://live.staticflickr.com/65535/51204498580_259776ff68_c.jpg)
そして本来のバックルのうちがわのフォールディング部分は「無垢素材」。
つまり板をプレスしたものではないということですが、このあたりも頑丈さをウリにするG-SHOCKならでは。
![3K4A3845](https://live.staticflickr.com/65535/51204498615_3312947631_c.jpg)
ちなみにいくつかの腕時計メーカーはここにはあまり注力しておらず、数十万円のプライスタグを掲げようとも「プレスした板」を使用する場合が多々あり、しかしここは腕時計の脱着時に必ず目に触れ、その感触が指先に伝わる部分なので、ぜひとも「こだわって」ほしいパーツです。※ただ、このバンドとバックルのためか、カーボン採用にも関わらず、スタンダードなアナログフロッグマンに比較し、このカーボンフロッグマンは21g重くなっている
![3K4A3857](https://live.staticflickr.com/65535/51202713917_171874df14_c.jpg)
差し色の「オレンジ」は新色
なお、上述のベゼル、そしてダイヤル上にはオレンジの差し色が使用されていますが、ダイヤルのオレンジについては「新色」。
とくにこのカーボンフロッグマン専用に調合されたカラーと手法だそうで、メタリックな質感が特徴です。
![3K4A3867](https://live.staticflickr.com/65535/51202713702_a790a6578c_c.jpg)
つまり、このGWF-A1000XC-1AJFには「初」の構造やフィニッシュが多々盛り込まれているということになりますね。
そしてその他の部分をブラックにて統一しているだけあって、いっそうこのオレンジが引き立つように思います。
![3K4A3861](https://live.staticflickr.com/65535/51204205599_612c334067_c.jpg)
そのほかはベースモデルのフロッグマンと変わらない
その他の部分を見てゆきたいと思いますが、「ベゼル」「ベルトとバックル」を除くと構造上ではベースモデルのフロッグマンと祭なく、裏蓋には「カエル」の刻印があるのもおなじみです。
![3K4A3841](https://live.staticflickr.com/65535/51203432081_47eb56f275_c.jpg)
プッシュボタンやビスの形状にも変わりはナシ(カラーは異なる)。
![3K4A3804](https://live.staticflickr.com/65535/51202714342_ef73e019f6_c.jpg)
もちろん「タフソーラー」「マルチバンド6」対応なので(ぼくはこの2つを内蔵してないG-SHOCKを購入しない)、スマートフォンを使用して各種設定などができるのも非常に便利。
G-SHOCKは多種多様な機能を持ちますが、腕時計側でそれをコントロールすることは非常に難しく、よってぼくはいつもG-SHOCK公式アプリ(G-SHOCK Connected)にて各種設定や機能の活用を行ないます。
![3K4A3859](https://live.staticflickr.com/65535/51203636798_ddbd0c1a67_c.jpg)
カーボンフロッグマン「GWF-A1000」を紹介する動画はこちら
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