| トミカはモデルによってその再現度の「差」が激しいが、このカウンタックLPI800-4はかなり出来がいいほうだ |
カウンタックLPI800-4はやっぱりホワイトがイイ
さて、トミカより発売されたランボルギーニ・カウンタックLPI800-4を購入。
初回限定モデルとしてはイエローが用意されているのですが「ホワイト」のほうがカウンタックらしいと考えたわけですね。
というのもランボルギーニ創業者、フェルッチョ・ランボルギーニが自身で乗っていたカウンタックがホワイトであり、「カウンタックはホワイトであるべき」と語っていたから。
実際のところ現代のランボルギーニもそれをよく理解しており、そのために新しいカウンタックLPI800-4のイメージカラーにホワイトを持ってきたわけですね。
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トミカ製ランボルギーニ・カウンタックはけっこうよくできていた
トミカは基本的に「ノンスケール」であり子ども用の玩具なので精密さを追求した製品ではありませんが、このカウンタックLPI800-4はなかなかの出来だと思います。
シルエット、ディティールともに高いレベルにあり、これは同じ(トミカから発売されている)ランボルギーニ・シアンFKP37やウラカンSTOに比較してもけっこうよくできていると感じられ、おそらくカウンタックLPI800-4にはウイングなどの「細く薄く作るべき細かいパーツ」が備わっていないからだと思われます(そういったパーツの再現性は難しく、そしてトミカは玩具なので、破損や危険につながるような別体パーツや尖ったパーツを取り付けることができない)。
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そのシルエットは完璧に近く、ある意味では「トミカらしくない(デフォルメされていない)」といえるほど。
フロントグリル右にはちゃんと「Coutach」の文字が入ります。
サイドから見た姿もなかなか見事。
ルーフ上のスリットもしっかり再現。
テールランプ、その中間の「Lamborghini」文字、そしてその下のグリルやテールパイプもいい感じですね。
初代カウンタックはやはりインパクトがスゴかった
そしてこちらは京商の1/64サイズのカウンタックLP400と並べてみた図。
初代カウンタックは1974年発売なので今から48年前のクルマとなりますが、それだけの時間の経過を感じさせないことに改めて驚かされます。
なお、このカウンタックLPI800-4は前ランボルギーニCEO、ステファノ・ドメニカリ氏が企画していたもので、しかし現ランボルギーニCEOであるステファン・ヴィンケルマンCEOはこういったレトロ路線推進派ではなく、よって「(自身の在任中には)二度とこういった回顧モデルを発売することはない」とも。
このカウンタックLPI800-4はステファン・ヴィンケルマン氏がCEOに就任した後に発売されたモデルですが、前CEO時代に相当な段階にまで開発が進んでおり、「プロジェクトをキャンセルできなかった」とも語っていますね。
初代カウンタックのフロントが「横一直線」、そして上から見ると文字通り「長方形」なところも思い切りの良さを感じさせるところです(当時だからこそこのデザインが可能となったのかもしれない)。
リアは随分印象が異なりますが、それでもルーバーを採用したエンジンフード、6角形を持つテールランプサラウンドなど、多くの共通性を見つけることが可能。
精密な京商製モデルカーと並べても、このトミカのカウンタックLPI800-4は見劣りしないほどの出来栄えを持っているようですね。
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