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| やはりSUV人気は強かった |
さて、クルマを買うときに気になるのが「売却時の価格」。
買う前から売るときのことを考えるのはどうかとは思うものの、実際問題としてお金が無限にあるわけではないので、やはり売却価格(残存価値)というのは大きな懸念事項です。
今回、Carwowが「もっとも価値の残るブランド25」なる動画を公開していて、そのうち上位を紹介したいと思いますが、この「残存価格」は3年後の価格維持率として算出しており、しかし発売から3年が経過していないクルマもあるため、ディーラーの設定する(残価設定ローンの)残存価格等を多角的に考慮したものだと考えられます。
10位 ポールスター
こちらはもともとボルボのエレクトリックブランドですが、現在は「独立したひとつのブランド」としての性格を強めているのが現在の状態。
とくに「ポールスター2」の価値が高く、3年後には58.2%を維持するとされています。
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9位 アストンマーティン
なお、アストンマーティンというと価格維持率が低いというイメージがあり、しかしDBXについては3年後に58.3%を維持すると予測。
こういった高級SUVについては高い価値を保持することが知られており、ランボルギーニ・ウルスも「驚くべき」価値を持ち続けるようですね。
8位 テスラ
一般に電気自動車はリセールバリューが低く、しかしテスラの場合は「唯一」とも言える例外。
とくにモデルS、モデルXの価格維持率は高く、59.6%とのこと。
7位 トヨタ
高い信頼性を持ち、維持費が安く、かつ所有期間も長く、「またトヨタのクルマを買う」と答える人が多いうという統計結果が出ているトヨタ。
とくに残存価値が高いのはプリウスで、597.%を維持。
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6位 ランボルギーニ
6位に顔を出したのはなんとランボルギーニ。
もちろんこれはウルスの人気が高いためで、3年後にも60%を維持すると考えられています。
なお、「SUVの発売は(スポーツカーメーカーにとって)ブランド価値を損ねる」と言われてきたものの、ウルスはランボルギーニの中でもっとも高い価格維持率を誇り、むしろブランド価値を上げたと言えるかもしれません。
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5位 ロールスロイス
こちらもやはり、ブランド初のSUV「カリナン」が人気で、3年後の価値は60.1%。
ランボルギーニ同様、ロールスロイスもSUV投入によってブランド価値を上げたと言えそうです。
4位 アルピーヌ
現在はA110/A110SUVのみの展開にとどまり、販売台数も「予定通りではない」と言われるアルピーヌ。
少し前にはブランド廃止も囁かれたものの、一転して(ルノーの新CEOのもとで)アルピーヌの存続そして強化が決定することに。
ただ、売れないとはいうものの、現存するスポーツカーの中では「ベストなハンドリングを持つ」とする声も多く、多くの車好きの心の琴線に触れているのは間違いなさそうです。
なお、残存価値は61.1%。
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3位 アウディ
意外なことに3位はアウディ。
RSQ3の残存価値は63%とされ、やはりSUV(とくにハイパフォーマンスモデル)人気を裏付けることとなっています。
2位 ランドローバー
2位はランドローバー、そして発売されたばかりのディフェンダー。
非常に評価の高いモデルであり、先代の相場を見ても堂々たる2位には納得です。
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1位 ポルシェ
「もっともその価値を維持する」クルマはポルシェ・マカン。
現在、マカンはもっとも(新車で)売れるポルシェではありますが、そのぶん中古市場でも人気が高く、価格維持率は64.9%という数字です。
全体的に見てとにかくSUVが強く、かつプレミアムカーメーカーのSUVや、ハイパフォーマンスSUV、代替性のない個性的なSUVの価格維持率が高いということがわかりますね。
「高い残存価格を持つブランド(クルマ)ベスト25」を紹介する動画はこちら
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参照:carwow