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アストンマーティンが「計画の第二段階」に入る!スポーツカーラインアップの一新は数カ月後に発表されるといい、新経営者はじつにうまく舵取りを行っているようだ

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| たしかに現在のアストンマーティンのオーナー、ローレンス・ストロール氏は優れたビジネスマンとしても知られている |

当初は単なる車道楽のお金持ちが趣味でアストンマーティンを買収したのかと思ったが

さて、財政難が報じられつつも魅力的なクルマを多数発表していることで急速に業績を回復させつつあるという話も聞かれるアストンマーティン。

現在のオーナーはローレンス・ストロール氏であり、F1チームの再編成に加え数々の限定モデルの投入、さらには新製品の積極的な企画等によってひところの停滞イメージを払拭せんばかりの勢いを見せていますが、どうやらアストンマーティンの改革はここからは「本番」となるもよう。

現在、アストンマーティンノ計画は「第2段階」に

ローレンス・ストロール氏はアストンマーティンを「フェラーリのように」成功した超高級ブランドに成長させたいという意向を持っていると報じられていて、今回報道された内容だと(先日の報道のとおり)「アストンマーティンのスポーツカーラインアップは近日中に一新されることになり、かつその他の計画も進行中」。

アストンマーティン・ラゴンダの日本支社長、グレッグ・アダムス氏によれば「ストロール氏の言葉を借りるならば、我々は今、計画の第二段階に入っています。これから見ることができるのは、新製品へのシフトです。私たちは、たくさんの新製品を準備しています。例えば、スポーツカーのラインナップは完全に刷新されようとしていて、それが我々のビジネスの中核でとして機能することになります」。

グレッグ・アダムス氏は、これらの新しいスポーツカーについて詳細を明らかにしなかったものの、新しいテクノロジーとインフォテインメントシステムが搭載されることに言及しており、それらは"これまでにない "ものだとも。

そして重要なのは、これら新型スポーツカーについて、「今後数ヶ月でさらに明らかになる」と語っていることで、近日中になんらかの情報公開がなされるのかもしれません。

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ローレンス・ストロール氏は「ビジネス」としてアストンマーティンを捉えている

ローレンス・ストロール氏は主にファッション業界への投資にて財を成した人物で、しかし非常に価値の高い自動車コレクションを持つことでも知られます。

(アストンマーティン買収以前にも)息子であるランス・ストロールのためにF1チームを用意したり、大規模テストを私的に行ったりというところを見ると、自動車業界への関与やアストンマーティンの買収は「単なる道楽」のように思えなくもなかったのですが、実のところ”さすがビジネスマン”だけあって(失礼ながら)意外にもしっかり経営を行っており、着実に業績を回復させつつあるようにも思われます。

さらにF1チーム(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・F1チーム)においてもフェルナンド・アロンソを獲得したり(これは開発力の強化やランス・ストロールの教育も兼ねているのだと思われる)と潤沢な資金にモノを言わせた展開を行っていますが、今年は(まだ1戦のみではあるものの)驚きの戦闘力を発揮しており、「もしや」と期待させるスタートを切ったところでもありますね。

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なお、ローレンス・ストロール氏は「スポーツカー一辺倒」だけではなく、ちゃんとアストンマーティンの未来を見据えているようで、グレッグ・アダムス氏は「比較的近い将来にEVが発売されることになるでしょう。こちらの話題もそろそろ提供できるかもしれなせん」と述べており、自動車業界が進むべき方向にもきちんと照準を合わせているもよう。

加えて同氏は「ローレンス・ストロール氏は、まさにアストンマーティンを前進させるにふさわしい人物です。彼は、単なるファッションブランドへの投資で成功した億万長者ではなく、”ラグジュアリー”ファッションブランドを成功させた億万長者なのです。彼は、ヨットやプライベートジェットなど、ラグジュアリーな世界に生き、呼吸しています。彼はラグジュアリーを誰よりも理解していますが、さらに重要なのは、彼はまさに私たちがクルマを売りたいと考える顧客そのものなのです」とも語っていて、こういった経営者は現在の自動車業界では他に例を見ないかもしれませんね。

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参照:CarExpert

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