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アストンマーティンが「リアフェンダーがスゴいことになってる」新型ヴァンテージのティーザー画像を公開。2/12にはGT3版、F1マシン(AMR24)も同時公開

2024/01/30

アストンマーティンが「リアフェンダーがスゴいことになってる」新型ヴァンテージのティーザー画像を公開。2/12にはGT3版、F1マシン(AMR24)も同時公開

| 新型ヴァンテージはDB12との差別化が大きくなされ、よりモータースポーツに近い位置へと性格付けがなされるものと思われる |

加えて「芸術性」が高いクルマとなるであろうことも間違いない

さて、アストンマーティンが「2月12日に新型ヴァンテージを発表する」として1枚のティーザー画像を公開。

なお、この「新型」ヴァンテージは完全新設計のフルモデルチェンジ版ではなくフェイスリフト版となりますが、経営体制が刷新されてから初めてのフェイスリフトであり、それだけに大きな期待がかかります。

現在のアストンマーティンは明確な方向性を持っている

現在のアストンマーティンは前経営体制と大きく異なり、簡単に言えば「前経営体制だと、フェラーリやマクラーレン、ランボルギーニなどのスーパーカーメーカーに対抗しようとしてきたものの、現体制では対抗することを考えず、独自の強みに磨きをかけ、天上天下唯我独尊状態になった」。

よって今のアストンマーティンは「GT」「F1」「超高級」「比類なきクラフツマンシップ」といったところに焦点を絞り、フェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニが発売しているミドシップスポーツとは競合しない独自路線を歩んでいます。

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その方向性は(新経営体制となった後の最初のニューモデルである)DB12にて示されたとおりですが、新型ヴァンテージではDB12と同じ路線(スーパーツアラー)ではなく「よりモータースポーツに近いスポーツカー」となるものと見られ、実際に2月12日には「ヴァンテージGT3(レーシングカー)」そして2024年シーズンのF1を走るAMR24とともに発表されることに。

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現在アストンマーティンの経営権を握るローレンス・ストロール会長は投資家そしてビジネスマンとしても知られ、自動車業界出身ではないものの、しかし差別化戦略含むブランディングが得意な人物であるだけに、これまでの経験を活かしてアストンマーティンを大きく成長させる可能性があるとも考えています(いまやアストンマーティンのようなプレミアムカーメーカーは、自動車メーカーというよりも高級ブランド品メーカーである)。

新型アストンマーティン・ヴァンテージはどんなクルマに?

そこで気になるのが新型ヴァンテージがどんなクルマになるのかということですが、外観については比較的大きな変更が加えられる可能性が高く、フロントフェンダーとドアにかけては彫りの深いダクトと明確なプラスラインを確認可能。

アストンマーティンが「リアフェンダーがスゴいことになってる」新型ヴァンテージのティーザー画像を公開。2/12にはGT3版、F1マシン(AMR24)も同時公開

ちなみに現在のヴァンテージのサイドはこんな感じで、現行モデルだと「>」といったベント形状を持つものの、新型ヴァンテージでは「コの字型」を採用するようですね。

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そしてティーザー画像から確認できるのは大きく張り出したリアフェンダーで、これは「そう見える」だけではなく実際に大きく張り出している(もしくはドアがいったん車体中央に向けて絞られ、そこから大きくリアフェンダーに向け開放されている)と考えて良さそうです。

ちなみにこちらは現行ヴァンテージのサイドアンダーですが、これと比較してティーザー画像にある「ボディ下部のブレードの張り出し具合」を見ても、新型ヴァンテージのリアフェンダーの”市販車離れした”膨らみを容易に想像することができますね。

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搭載されるエンジンはメルセデスAMGより供給を受ける「V8」だと考えて良いかと思いますが、マニュアル・トランスミッションの復活があるかどうかは不明です。

なお、現行ヴァンテージでは「MTを選ぶ人はほとんどおらず」、かつ排ガスのコントロールが難しいということを理由にMTが廃止されているものの、もしかすると新型ヴァンテージではその性格を強調するため、そしてDB12との棲み分け、さらには将来的な価値向上を狙ってMTを投入してくるかもしれません。

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参照:Astonmartin

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