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ベルトーネが「9台」製造する予定であったものの、倒産によって「1台しか」作られなかったアストンマーティン・ラピードのシューティングブレーク、「Jet 2+2」が競売に

ベルトーネが「9台」製造する予定であったものの、倒産によって「1台しか」作られなかったアストンマーティン・ラピードのシューティングブレーク、「Jet 2+2」が競売に

| ベルトーネ作、そして1台しか存在しないことから「価値が高い」存在である |

このチャンスを逃すと次の購入機会はいつになるかわからない

さて、オークションに「ベルトーネが手掛けたアストンマーティン・ラピードのワンオフモデル、「Jet 2+2」が登場するとして大きな話題に。

これはベルトーネが倒産する前年に製作したもので、2013年のジュネーブ・モーターショーにて初公開がなされています。

「カウンタック」「ミウラ」をデザインしたベルトーネが、1969年のコンセプトカー「ランナバウト」を25台のみ限定にて販売開始。もちろん「リトラクタブルヘッドライト」も
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アストンマーティン・ラピード「Jet 2+2」はこんなクルマ

このアストンマーティン・ラピード「Jet 2+2」はアストンマーティンとベルトーネとの協業60周年を記念し製造されたと説明されており、べ0すとなったのは2004年に両社が共同で製作した2ドアのJet 2コンセプト。

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これを見たアストンマーティンのコレクターであるバリー・ウィアー氏から製作の依頼を受けたことをきっかけに1台のみが生産されています(合計9台が製造されるはずだったが、ベルトーネが倒産したため、それは叶わぬ夢となった)。

ベルトーネは4ドアサルーンであるラピードをシューティングブレーク化するに際し、もともとのデザインを尊重しつつもルーフを延長し、そして車体後部の荷室スペースを大きく拡大。

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これに伴いリアセクションには大規模な改装がほどこされ、新しいテールライトにはライトバーが組み込まれ、ルーフには(電気的に濃度を変更できる)エレクトロクロマティックパノラミックガラスルーフが装備されています。

インテリアは「クリーム・トリュフ」と「オブシディアン・ブラック」のレザーで仕上げられ、後部座席は(電動機構によって)折りたたむことができるようですね。

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このラピード「Jet 2+2」に積まれるエンジンはオリジナルの6.0リッター自然吸気V12エンジン(476馬力、600 Nm)のままで、0-100 km/h加速は5.3秒だとアナウンスされています。

なお、アストンマーティンとワゴンボディというのは一見して相容れないように見えるものの、実際にはこれまでにもいくつかの生産例があり(スポーツマンなど)、実のところこの「シューティングブレーク」は英国の貴族が自身の領地内にて狩りを行い、そこで仕留めた獲物を車体後部に乗せて運んだという馬車の形状と名称に由来しており、そう考えると「アストンマーティンのワゴン(シューティングブレーク)」はいかにも貴族的な乗り物なのかもしれませんね。

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