｜ 次期ジャガーF-Typeはガソリンエンジン継続、ピュアエレクトリック化、ミドシップへスイッチなど様々なウワサがある ｜
まだまだどうなるかわからない（モデルチェンジ版）次期ジャガーF-TYPEですが、いつも”それっぽい”予想レンダリングを公開するKolesa.ruより、新型ジャガーFタイプが公開。
もちろんこれは予想レンダリングとなるものの、現行ジャガーF-Typeをよりシャープに、そしてスタイリッシュにした「ありそう」なデザイン。
現行モデルに比較するとフロントグリルが大きく、その脇の左右グリルも大きく。
フロントスプリッターの形状は複雑化し、左右エアインテークにガイドが設けられるなど今っぽい雰囲気となっています。
そしてもっとも変わったのはヘッドライトで、今までは「縦」だったものが「横長」へと変更されていますね。
ちなみにこちらは現行F-Type。
次期ジャガーF-TYPEは「ミッドシップへ変更」説も
リアはフロントほど変更範囲が大きくなく、テールランプの中央あたりのグラフィックが丸から直線を用いた形状へ、そしてリアディフューザーが変更されてウイングが追加。
ちなみにこちらは現行モデル。
なお、現行ジャガーF-Typeはあまりセールスが芳しくはなく、しかしそれはアウディTTやBMW Z4も同じ。
ポルシェ911やケイマン、ボクスター以外のクーペ/オープンモデルはほぼ売れていないというのが世界的な共通する傾向ではありますが、かといってスポーツカーを廃止するという選択肢もブランドイメージ的に「取りにくい」のもまた事実。
よってジャガーもF-Typeを廃止することなく後継モデルを発表すると思われ、しかしこれについては「ピュアエレクトリック」「ピュアエレクトリックに移行する前にもう一世代だけガソリンエンジン」「しかもガソリンエンジン採用のミドシップ」など色々なウワサが出ています。
現在有力なウワサはC-X75にも似たミドシップスポーツになるというものですが、現在ジャガーはミドシップ用のプラットフォームを持たず、となるとこれを新規開発する必要があり、しかし新規開発したとしても、次期ジャガーFタイプのそのまた後継は（時期を考えると）ピュアエレクトリックモデルとなるはずで、ジャガーが「販売数量が見込めない」「1世代限りで終わってしまう」ミドシッププラットフォームにコストを投じて新規開発するというのは非常に考えにくい、とも思います。
そのため、次期F-Typeがミドシップ化するのであれば、「そのまた次の世代にも使えるような」エレクトリックスポーツカーへと転用できる構造を持つプラットフォームを開発するか、もしくは他社と共同開発するか、という選択肢になりそう。
ただし次期ジャガーF-Typeが登場するまでにはしばらく時間がかかると思われ、それまでにフェイスリフトを行う可能性が高く、実際にニュルブルクリンクでは「ジャガーF-Typeのフェイスリフトモデル」と思われるプロトタイプが走行している様子も見られます。
ジャガーF-Typeが初のフェイスリフト？表情が大きく変わりそうな試作車が走行中。なおエンジンはBMW製4.4L/V8ツインターボへ変更とのウワサ