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まさかの「ジャガーXJ220のレストモッド」誕生。XJ220はボクがもっとも好きなスーパーカーではあったが、ブガッティEB110やマクラーレンF1に囲まれ輝きを発揮できなかったことが悔やまれる

まさかの「ジャガーXJ220のレストモッド」誕生。XJ220はボクがもっとも好きなスーパーカーではあったが、ブガッティEB110やマクラーレンF1に囲まれ輝きを発揮できなかったことが悔やまれる

Image:Khyzyl Saleem

| それでも現在は当時受けるべきであった「正当な」評価を受けている |

そして今でもファンが多いスーパーカーでもある

さて、先日は「ジャガーによって量産されることがなかった」悲運のコンセプトカー、C-X75を(元ジャガーのデザイナーである)イアン・カラム氏が蘇らせたことが話題となっていますが、今回はデジタル上ながらもキザル・サリーム氏がXJ220の「レストモッド」を公開しています。

現時点では「個人的な楽しみのための作製したに過ぎない」と説明されているものの、同氏の考えた作品はこれまでにもいくつかのチューナーやショップが「現実のものに」しており、よってこのジャガーXJ220についても「車両の提供者がいれば」実際に制作されることとなるのかもしれません。

2010年にジャガーによって描かれ”実現しなかった”夢、悲運のC-X75が公道走行な仕様をもってリメイクされ販売される。これを成し遂げたのは当時のジャガーのデザイナー
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ジャガーXJ220は「不遇のスーパーカー」であったが

このジャガーXJ220は1990年代初頭に登場し、しかし同年代にはブガッティEB110やマクラーレンF1が存在したために大きな成功を収めるには至らず、しかし今ではその希少性が高く評価され歴史に名を刻むクルマのひとつとして認められています。

そしてキザル・サリーム氏はこのジャガーXJ220にアップデートを加えることでオリジナルのスリムでエレガントなボディから「より攻撃的で現代的なスーパーカー」へと変貌させているわけですが、最も注目すべきはボディの幅広いフェンダーで、車両のスタンスがよりアグレッシブに。

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Image:Khyzyl Saleem

フロントバンパーにはサイドインテークとDRL(デイタイムランニングライト)が統合され、カーボンファイバー製の大型スプリッターも装備されるほか、リアにはカーボンファイバー製のオーバーサイズウィング、さらにフロントガラス下部にある特徴的なベントが追加されています。

なお、テールランプは(オリジナルのXJ220に装着されていた)ローバー製からスリムでダークなLEDランプへと変更され、デュアルテールパイプを備えたカーボンファイバー製のディフューザーも。

ちょっと興味深いのは、XJ220の後継車となるはずだったジャガーC-X75へのリファレンスも加えていること、そして新しいセンターロックホイールとワイドタイヤを装備していること。

このジャガーXJ220は同士のイニシャルを取って「KS220」と命名されていますが、まるでXJ220のレーシングバージョンのようでもあり、しかしエンジンに関する言及はないもよう。

参考までに、元々のXJ220はツインターボ3.5リッターV6エンジンを搭載しており、550馬力を発生させており、そのネーミング元である「時速220マイル=354㎞/h」の達成も可能としています。

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