将来的な値上がりを狙って仕込んでおくのもいいかもしれない
007「スペクター」に登場したランドローバー・ディフェンダーのレプリカがebayに登場。
なお、このレプリカは「公式」としてジャガー・ランドローバーのカスタム部門が手がけた「007スペクター・エディション」とは異なり、サードパーティーが「それに似せて」カスタムしたもの。
販売価格は60,000万ドル、つまり660万円くらいですが、本家カスタムの「007スペクター・エディション」の価格は”非常に高価”であり、この660万円というのはかなり良心的な設定だともいえそう。
細部は異なれど雰囲気はよく掴んでいる
ボディカラーはサントリーニ・ブラックで、劇中に登場した車両を強く連想させるものではありますが、このレプリカはいくつか仕様を変更して現実味を持たせており、つまりは「全く同じものを作る」ことが目的ではなく、映画に登場した車両にインスパイアされたカスタムを行ったと考えるのが妥当かもしれません。
なお、下の画像が実際に映画「007 スペクター」に登場した車両。
これと比較すると、今回売りに出されている車両は(トラックではなく)ワゴンボディを持っており、グリルガードも省略されています。
そのほかシュノーケル、ルーフ上のアディショナルランプ、ホイールなどいくつか相違点はあるものの、雰囲気はしっかり出ているようですね。
反面、オーバーフェンダーやボディ下回りのメタルプレートは忠実に再現されていて、かなり「いい感じ」。
スペクターに登場した車両にはスペアタイヤ、マッドフラップがありませんが、ebayに出品されているディフェンダーにはこれらが取り付けられており、このあたりは実用性を考慮したものかもしれません。
なおサスペンションは2インチリフトアップされ、タイヤは37インチ、各部ブラックアウトなどによって雰囲気もバッチリ。
007スペクターに登場した車両の特徴とも言える「ロープ」も忠実に再現。
内装は張り替えられてシートにはパンチング加工が施され、ダイヤモンドステッチも。
リアシートも快適そうですね。
ディフェンダーは現在生産が終了しており、あとは新型の登場を待つばかり。
ランドローバーは「けして失望させない」と新型ディフェンダーに対して自信を見せていて、ぼくとしてはかなり期待しているニューモデルのひとつでもあります。
007スペクター関連車両だと過去にはこういった売り物も
なお、映画の撮影が終了すると、ときどき「使用済み」車両がオークションに登場することがあり、「スペクター」の場合だと、今回のディフェンダーの「元ネタ」が出品されたこともありますね。
そして劇中でMr.ヒンクスがドライブしたジャガーC-X75が売りに出されたことも(撮影のために3台が製作されている)。
VIA:ebay