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ロータスが完全電動となる次期エリーゼについて語る!「2026年登場、軽量性を維持するが、価格は高くなる」。なお1300~1500万円くらいになるようだ・・・

2021/10/14

ロータスの新型スーパーカー(予想レンダリング)

| エントリーモデルのエリーゼでこの価格となると、その上のモデルは当然さらに高価に |

この価格帯だと完全に「ポルシェよりも上」のブランドへと移行することになりそうだ

さて、ロータスはガソリン時代最後のスポーツカー、「エミーラ」を発売したところですが、このエミーラ以降に発売されるスポーツカーはすべてピュアエレクトリックカーへと移行することになり、エリーゼの後継モデルとてその例外ではないと伝えられています。

そして今回はその「エレクトリック」エリーゼの開発状況が報じられていますが、もちろんこれは先日発表されたばかりの「Eスポーツ・プラットフォーム」をベースとし、そして2026年に発売される、とのこと。※画像は社外アーティストによるロータスの新型スポーツカーをイメージしたレンダリング

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ロータスはエレクトリック世代でも軽量性を維持

そしてこの新型エリーゼについて、エミーラよりも37%軽量化されたプラットフォームを用いることによりバッテリー搭載による重量増加を吸収し(現時点ではその車体重量は不明ながらも)軽量性を維持する、とも。

軽量性はロータスにとって非常に重要な要素であり、それは創業当初から不変の事実。

そしてロータスはこれを達成するために「不要なものを取り除く」だけではなく、「ひとつのパーツで2つ以上の機能を兼ねる」ことで取り除けるパーツを増やしているわけですね。

なお、ロータスの新しい「Eスポーツ・プラットフォーム」はそのサイズをかなり広い範囲で変更でき、そしてエリーゼ用としては「ホイールベース2470ミリ」の最小サイズへとアレンジされることになるかと思われ、おそらくは476馬力を発生させるエレクトリックモーターを1基搭載して後輪を駆動することになるものと思われます。

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そしてもちろん、シート後方にバッテリーを積み上げる「チェスト」レイアウトを取り入れることになりますが、つい最近、ポルシェも(次期718ケイマン/ボクスターにて)これと似た構造を採用すると述べたばかり。

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このパッケージングは、EVにおいて一般的な「スケートボード型」シャシーとは異なり、重心そのものは高くなってしまいますが、「重量物を集約できる」「シート位置を低くできる(そのためルーフ高を抑えて空気抵抗を低減できる)」といったメリットもあり、スポーツカーメーカーのロータス、そしてポルシェはメリット/デメリット勘案のうえ、「チェスト」レイアウトを採用するということになりそうです。

新型エリーゼの価格は残念ながら「高価」に

そのほか新型エリーゼについてわかっていることは多くはなく、しかしロータスのマネージングディレクターのマット・ウィンドル氏によれば、新型エリーゼの目標は、「ロータスの歴代モデルの典型的なダイナミックな特徴を再現すること」だと述べ、「ダイナミクス、エアロダイナミクス、軽量化、これらは私たちのDNAであり、すべての製品に共通しています。私たちは、これらがロータスの製品であることを望んでいます。駆動系は従来のガソリンエンジンとは異なりますが、新しいエレクトリックシステムにも利点があります。瞬時のトルク、容易な冷却、優れたパッケージングなどです」ともコメント。

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そしてちょっと残念なのは、マット・ウィンドル氏が、エリーゼのエレクトリック版後継モデルが、ガソリンエンジン搭載モデルよりも高価になると認めていることで、おおよそ8万~10万ポンド(1200万円~1540万円)になるというレポートも。

ただし、現在ロータスは吉利汽車の傘下にあり、インテリアやインフォテイメントシステム等、走行性能に直結しないところでは同社、そして同社傘下にあるブランド(ボルボ、ポールスター、Lynk&Coなど)のパーツを使用することが可能となるため、「価格納得性」は高いものとなるのかもしれません。

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参照:Autocar

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