| あと一台でブラックシリーズがコンプリート |
AMGブラックシリーズがなんと4台も同時にオークションへと登場予定。
これはかの有名なマイケル・フックス氏のコレクションの一部とのことで、CLK63 AMG Black Series(2008)、C63 AMG Black Series(2012)、SL65 AMG Black Series(2009)、SLS AMG Black Series(2014)の4台。
マイケル・フックス氏は低反発マットで財を成した人物であり、最近では「フックス・フクシア(パープルのような鮮やかなピンク)」のボディカラーを身にまとったマクラーレン720S、ロールスロイス・ドーンの納車を受けたことで知られます。
フックス氏は各メーカーからも重用される人物
奇抜なカラーを好むことでも知られ、とくにロールスロイスを「とんでもない」仕様にて発注することでも知られますが、直近の「フックス・アカシア」はロールスロイスとマクラーレンという異なるメーカーにて同じ調合の塗料や内装を用意させていて、それだけ「力のある」人だと言えそう。
なお人物としての評価は高く、自身のコレクションを積極的に公開したり貸し出したり、と社会貢献意欲が高く、チャリティーオークションにも積極的に参加。
無茶な改造やスキャンダルもなく、たんまりお金を払って純正オプションを装着するために「メーカーにとっては」かなりありがたい人物だと言えます(実際にピンクのマクラーレン720Sはマクラーレンからのプレゼントと言われている)。
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今回のブラックシリーズは全部ブラック
AMGブラックシリーズは実際のところ「5台」が存在。
今回は「SLK55 AMG Black Series(2006、120台限定)」のみが欠けていることになりますが、それでも大変に希少な車が今回一気に4台も放出されることに。
期間限定受注となり、とくに台数は絞られていなかったようですが、その過激さ、高価さから生産台数はかなり少ないと見て良さそう。
なお「ブラックシリーズ」はAMGの頂点だとされ、最近ではAMG GTのブラックシリーズとみられる車両もニュルブルクリンクを周回する姿が目撃されていますね。
こちらはSLS AMG Black Seriesのインテリアですが、レッドアクセント付き。※車体は一番上の画像
2014年発売となり、新車時の価格は3250万円、日本には25台が輸入されています。
エンジンは6.3リッターV8、631馬力。0-100キロ加速は3.6秒というスペックを誇り、さらには70キロも軽量化され、運動性能はブラックシリーズ中ではピカイチだという評価。
C63 AMG Black Seriesは2012年発売、価格は1500万円、日本に入ってきたのは50台のみ。
エンジンは6.3リッターV8で517馬力、0-100キロ加速は4.2秒。
SL65 AMG Black Seriesは2008-2011年の間に製造され(350台ほどが製造と言われる)、価格は4480万円、日本で登録されたのはわずか12台とされています。
エンジンは6リッターV12ツインターボ、670馬力。
とんでもないオーバーフェンダーが特徴です。
CLK63 AMG Black Seriesは2007~2009年に生産。
日本には正規輸入されなかった幻の車。
6.3リッターV8、614馬力。
こちらは60キロの軽量化が施され、やはり高いパフォーマンスを持つ車。
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