| おそらく1台のみ?マクラーレンF1 GTRロングテールの公道仕様が販売中 |
なんとマクラーレンF1 GTRロングテールの「公道走行可能な」モデルがエキゾチックカーディーラー、トム・ハートレイにて販売中(価格はASK)。
マクラーレンF1 GTRロングテールはレース参戦を目的に9台が製造されていますが、今回販売されているのはそのうちの一台。
加えてこれはF1 GTRロングテールのうち「唯一」となる優勝経験のある個体で、ル・マンにも参戦した経歴を持つ、とのこと。
コンバートしたのはあのLanzante
このマクラーレンF1 GTRロングテールはレース参戦後、Lanzanteによってロードバージョンへとコンバートされていますが、Lanzanteはやはりサーキット専用モデルであるマクラーレンP1 GTRを公道仕様へとコンバートしている会社であり、相応のノウハウを持っていると考えられます。
なおエンジンは通常のマクラーレンF1と同じくBMW製(もちろんレース用のチューンが施されていると思われる)。
ルーフにはル・マン出場のためのステッカーが貼ってあることがわかります。
もちろんシートはセンター。
あまりにスパルタンなインテリアであり、ほぼレース用車両そのままのようにも見えます。
以上に剛性の高そうなペダル。
ゴルフボールみたいなシフトノブ。
一応後部座席は設置され「三名乗車」となるものの、車内がうるさすぎて会話できないためか、会話用のヘッドホン式インカムも付属している、とのこと。
なおマクラーレンF1は近代に作られた車としては「最も高価」な車であり、オークションでは高額落札の常連。
その価格20億円に迫ることもあるようですが、今回の個体はいままで競売に登場した個体よりも希少性が高いことは間違いなく、これまで販売されたどのマクラーレンF1よりも高価なのかもしれません。