| マクラーレンはカメレオンカラーがお気に入り? |
カメレオンカラーを身にまとうマクラーレン675LTが中古市場に登場。
マクラーレン675LTは限定500台という希少車ですが、その中でもさらに珍しい「カメレオン(見る角度によって色の印象が変わる)カラー」。
ただ、マクラーレンはこのカラーを好んで用いる傾向にあり、P1でも何台か同様のボディカラーにペイントされた個体が報じられていますね。
マクラーレンの車はいずれも非常に複雑な曲面を持っていますが、それだけにこういったカラーが似合うのかもしれません。
世界に一台のみ。カーボンボディとカメレオンカラーのマクラーレンP1(動画あり)
このボディカラーは420万円のオプション
もちろんこのボディカラーはマクラーレンのカスタム部門「MSO=マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ」によるオプションで、その価格は約420万円。
「MSO」によるオプションは非常に高額であることが知られますが、これを選ぶ人も多く、P1に至っては90%の人がこれを選択したといい、他モデルでも現在は30%ほどがMSOでカスタムを行なっているようですね。
マクラーレン720Sは2018年分が完売。「2台一緒に買う顧客が多い。1台は即納用、2台目はカスタム用としてだ」
マクラーレンP1購入者の90%、全体でも26%のオーナーがMSOでカスタム
マクラーレンが新たなワンオフ「MSO Rクーペ/スパイダー」公開。なんと1人のが2台同時にオーダーしたもの
加えてMSOはボディ形状を変更するなどワンオフでのファクトリーカスタムも受け付けており、こちらも高額ながら相当な人気だと言われます。
ただ、こういったカスタムには「納車待ち」がつきもので、早く乗りたい人は「即納用」にカスタムなし、そしてその車に乗っている間にカスタムを行うための「カスタム用」として2台同時に購入する人も”多い”とマクラーレンが述べているほど。
確かにこうやって見ると、角度や光の加減でずいぶん印象が異なるようですね。
なお、このカラーの価格は上述の通り420万円ですが、ポルシェがオプションで用意するカメレオンカラーは1050万円、とも報じられています。
インテリアはアルカンタラ張り。
ドアミラーはもともと大きな曲面を持っているので、室内からもドアミラーを見ることで「色の変化」を楽しめそう。
マクラーレンMSO HSも目撃
こちらはマクラーレンが675LTベース、マクラーレン自らがが内外装をカスタムした「MSO HS」。
MSO HSのボディはほぼフルカーボン、エンジンは688馬力にまでパワーアップしている、と言われます。※ボディサイドには試験用車両=エクスペリメンタルであることを表す”XP”の文字がある
ボディカラーはシルバーで、センターにはブラックとイエロー/ブルーのライン入り(サイドステップの一部もブルーとイエロー)。
ブレーキキャリパーもあわせてイエローを採用しており、かなりオシャレな一台ですね。
ドアミラーにもイエローのラインが入り、サイドステップのモデルネームもイエロー。
マフラーエンドもブルー。