あまりに過激なマンソリーによるマクラーレン720Sのコンプリートカー
過激なエアロパーツで知られるマンソリーですが、そのマンソリーがカスタムしたマクラーレン720Sが目撃に。
捕捉されたのはロンドンだそうですが、ナンバーを見る限り、そして右ハンドルであるところを見るに、中東ではなくロンドンにて登録された車両のようですね。
いったいその価格はハウマッチ?
マンソリーによる、このマクラーレン720Sのカスタムは「ファースト・エディション(First Edition)」と呼ばれ、ほぼ全てのボディパネルを入れ替えたもの。
そしてマンソリーといえば「カーボン」ということで、フロントスプリッター、サイドスカート、リアスポイラー、リアディフューザー、ウイングレット、リアウイングやドアミラーなど「カーボンづくし」。
そしてそれらカーボンは通常の「織り目」が見えるものではなく「鍛造カーボン」。
この鍛造カーボンは製造が比較的容易で量産に向くとされるものの、実際のコストは通常のカーボンとさほど変わりがないようで、実際に市販されている鍛造カーボンパーツは非常に高価(ランボルギーニに関して言うと、鍛造カーボンと通常の織り目の見えるカーボンとでは価格が同じ)。
さらにマンソリーは外観だけではなくパフォーマンスも向上させており、ECU変更とハイパフォーマンスエキゾーストシステム装着によってノーマル比+35馬力の755馬力をマークし、0-100キロ加速は2.8秒、最高速はなんと345km/hへ。
もちろんサスペンションも「ローダウン」仕様となり、ホイールはマンソリーの超軽量「Yavin」デザインに(ホイール径はフロント20、リア21インチ)。
このマクラーレン720S「ファースト・エディション」の価格は考えただけでも恐ろしくなるものの、実際に乗っている人がいることには驚かされます(マンソリーの経営が成り立っていることを考えると、もちろんかなりの人がマンソリーのパーツを購入していると言うことになる)。
マンソリーは他にもこういったチューンドカーをリリースしている
とにかくマンソリーというと「カーボン」のイメージが強く、そのエアロパーツの見た目も大きくノーマルから発展させたアグレッシブなもの、という印象があります。
とくに最近では鍛造カーボンにこだわっているようで、多くのパーツを発表していますね。
そしてあまりにエクストリームなカーボン仕様のランボルギーニ・アヴェンタドールも。
これはイギリスのビジネスマン、ジェームズ・スタントン氏のためにカスタムされた「Lamborghini Aventador 750-4 Superveloce J.S. 1 Edition」。
ボディパネルが全てカーボンなランボルギーニ・ウラカン「トロフェオ」。
メルセデス・ベンツGクラスのカスタムも得意中の得意。
VIA:Autogespot