| このクルマを実際に走らせることができるメディアはトップギアくらいのものだろう |
ポルシェが77台のみの限定にて突如(ポルシェのスポーツカー70周年記念として)発売したサーキット専用モデル、「935クラブスポーツ」。
もちろん言うまでもなく過去の「935」へのオマージュで、モビーディックと表現された雄大なリアセンションそしてリアウイングを持つクルマ。
ベースは911GT2 RSですが、その内外装はポルシェ911のレーシングカー「911RSR」同様の過激さを持っており、ロードカーと言うよりは完全なる「トラック(サーキット)ウェポン」。
ポルシェ935はまず「拝むことすらできない」クルマ
そしてこのクルマを購入した人はまず走行させることはなく自身のコレクションルームにて保管すると思われ、よって実車を見ることはもちろん、ネット上でも走行する姿を見ることはないだろうと考えていましたが、今回なんとトップギアがポルシェ935のデモカーを(おそらくはポルシェから借り出し)サーキットで走行させることに成功。※トップギアによる”パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー”にも登場している
さらにはマクラーレン720Sスパイダー、メルセデスAMG GT R Proというトップアスリートたちと加速を競う姿を動画として公開しています。
今回動画に登場する3車のスペックは下記の通り。
価格はポルシェ935がその生い立ちからして「ぶっちぎり」であるのは仕方なく、しかし出力についてはポルシェ935が700英馬力、マクラーレン720Sスパイダーが710英馬力とこの2者が拮抗。
メルセデスAMG GT R Proのみがちょっと差が開いて577英馬力、というスペックです。
重量についてはポルシェ935が1,380キロ、マクラーレン720Sのスパイダーが1,468キロ、メルセデスAMG GT R Proが1,575キロ。
これについては「公道走行を考えていない」ポルシェ935が有利なのは「当然」かもしれませんね。
そして動画では、これらが一斉に加速を競うという、今後はもう見ることができないであろうシーンを拝めます。
結果は下記の通りで、時速0−60マイルだと「ポルシェ935、マクラーレン720Sスパイダー、メルセデスAMG GT R Pro」の順。
時速0−100マイルでもやっぱりポルシェ935、マクラーレン720Sスパイダー、メルセデスAMG GT R Pro」の順。
ただし1/4マイルとなると「マクラーレン720Sスパイダー、ポルシェ935、メルセデスAMG GT R Pro」へと順位が入れ替わっています。
こちらがその豪華メンバーが加速を競う貴重な動画。
VIA:Top Gear