| すでにプロトタイプもマクラーレンの施設にて目撃済み |
マクラーレンの新たなるワンオフモデル、「セナLM」と見られるレンダリング(コンフィギュレーターの画像?)がリーク。
これはマクラーレンのパーソナリゼーション部門であるMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)によって製作されると思われます(スパイフォトも出てきている)。
この画像を見るに、エアロパッケージは通常のセナとほぼ変わらないように見えるものの、ルーフとボディサイドの「ガラス」がボディ同色ペイントに。
これはつまり、重量がかさむガラスをカーボンファイバー等のパーツに置き換えている、ということを意味するのだと思われます。
Fフェンダーのルーバーとフール状のシュノーケルは「ハイパフォーマンスモデルの証」
こちらが通常のセナ。
こちらと比較すると、ヘッドライト周辺の「アイソケット」、フロントフード、フロントスプリッター、ドアミラーほかもボディ同色(パパイヤオレンジ?)に。
さらにルーフにはシュノーケルが装着され、ホイールはマクラーレンF1 HDFとよく似たデザインが採用されていますね。
フロントフェンダー上にはエアアウトレットが追加され、リアフェンダー下部、そしてウイングには「LM」の文字。
インテアリアだとシートのパッドがオレンジとなり、ヘッドレストには「LM」の文字。
そのほか標準のセナと大きく変わる部分はないように見えますが、それはもともと「セナが極限まで走行性能を追求し、無駄なものが備わっていないから」なのかもしれません。
過去にはこんな「LM」も
マクラーレンは過去にP1 LM、F1 LMをリリースしていますが、F1 LMは「2台だけ」製造されたクルマ。
ハイダウンフォースパッケージが装着され、フロントバンパーにはスポイラー、フロントフェンダーにはエア抜き用のスリットとオーバーフェンダーが装着され、リアには大きなウイングが装着されています。
そしてP1 LMはマクラーレンのお墨付きを得てイギリスのレーシングカーファクトリー、ランザンテが(P1のサーキット専用モデルである)P1 GTRを公道走行可能な仕様へとコンバートしたもの。
ニュルブルクリンクでは6:43.2という脅威のタイムを叩き出していますが、遮音材などがなにもないので、車内では会話することすらままならない、とされています。