｜ ここまでカスタムにお金をかけることができるのは羨ましい ｜
さて、現在世界で最も有名なスーパーカー/ハイパーカーコレクターでもあるマニー・コシュビン氏。
パガーニ・ウアイラ・エルメス、ブガッティ・シロン・エルメスを所有することで一気にその名を知られることとなっていますが、今回はもうじき納車されるであろう「マクラーレン・スピードテール・エルメス」の仕様を動画にて紹介しています。
なお、仕様の決定においてはパリのエルメスを訪問し、エルメスとマクラーレン、そしてマニー・コシュビン氏の「3者会談」にて使用が決められたようで、その際の様子も動画にて公開されていますね。
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富豪のオーダーしたマクラーレン・スピードテールはこんな仕様を持っている
そしてマニー・コシュビン氏は自身のスピードテールに採用される仕様を紹介していますが、以前に迷っていた「オレンジ」でも「シルバー」ではなく、全く別のカラーを選んだ模様。
ちなみに今日かぶっているキャップは「マクラーレン」で、しかしブガッティを紹介するときにはブガッティのキャップを被りブガッティの服を着るなど、統一性やそのブランドのヘリテージにこだわるようですね。
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そして実際に決定したボディカラーはパープルのような深いブルー。
動画では「アルマズ・ブルー」と言っているように聞こえますが、正式なカラー名は不明です。
なお、当然ながら、いつもどおりにクルマのボディカラーやインテリアにマッチしたエルメスのケリーバッグもオーダー。
このボディカラーは「エルメスでは有名な色」と言っているため、”（エルメスの）ブルーアンクル”をメタリックかパール化したカラーなのかも。
その後はマクラーレンが作成したコンフィギュレーションを使用してスペックを説明（まだ完全には決まっていないらしい）。
ちなみに106台限定のうち「24番目」の個体だそうですが、おそらくこの「24」は意図的に選んだものだと思われます。
というのも、エルメスは本社所在地が「24番地」であり、常々24をモチーフにした製品を展開しているため（スカーフなどにも24の文字が多く見られ、24/24というハンドバッグもある）。
そしてちょっと面白いのは「ルーフ上のエアスクープ（シュノーケル）」を装着を検討していること。
同氏は「これで性能や機能が向上するとは思えず、数千万円のコストがかかる」としており、かつ見た目としては「エアスクープなし」のほうが好みだとも語っています。
ただ、マクラーレンのスペシャルモデルの多くにはこのシュノーケルが装着されており、特別感の演出にはもってこいでもあるため、「どうしようか」考えあぐねているようですね。※動画では、様々な角度からエアスクープあり/なしを比較している
エアスクープを装着してもしなくても、いずれにせよ「ルーフはワンオフ」。
これは初期スケッチ（エルメスによる）だそうですが、細いスリットがたくさん入っているように見えます。
なお、実際のボディカラーはこの色。
マクラーレンからサンプルが送られてきたようですね。
そしてマニー・コシュビン氏がほかに持っているメルセデス・ベンツSLRマクラーレンとサンプルとを比較。
このクルマも「マクラーレン」ではあり、どうやらこのSLRマクラーレンへのオマージュという意味もありそうです（ただし両者の色は微妙に異なるのだそう）。
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富豪がオーダーしたマクラーレン・スピードテールの仕様はこうなっている
そして次はインテリアの仕様紹介。
エルメスの作成したスケッチを手にしていますが、この状態だと「ホワイトとブルー」。
ただし実際のカラーはこのサンプルの通り、ヴィンテージブラウンとタンとのコンビになるそうで、スケッチではホワイトの部分がタン、ブルーの部分がヴィンテージブラウンへと変更されるようですね。
ここから最終仕様を決め、その後の製造となるのですぐにスピードテールが来るわけではなさそうですが、「スピードテールが来る」ためにガレージ内に空きスペースを作る必要があるとして同氏はセナを売りに出しており、そう遠くない未来に世界に一台の「スピードテール・エルメス」の姿を拝むことができそうです。
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この人は他にこんな「エルメス仕様」ハイパーカーを持っている
なお、マニー・コシュビン氏はこのスピードテールの他にもエルメス仕様のハイパーカーを持っており、まずはパガーニ・ウアイラ・エルメス。
こちらは奥さんのお気に入りのエルメス（バーキン）をイメージしたカラーを持っています。
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そしてもう一台はシロン・エルメス。
こちらは同氏の大好きなカラーの一つでもある「ホワイト」を内外装に使用したゴージャスな一台です。
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