| こんなレビューはオーナーでないと絶対にできない |
さて、3台のブガッティはじめ、数々のスーパーカーやハイパーカーを所有する北米のコレクター、マニー・コシュビン氏。
今回は6年間所有しているマクラーレンP1の加速、そしてピュアエレクトリック走行が可能な「Eモード」を紹介しています。
このマクラーレンP1はエレクトリックモーターを搭載するPHEVで、ガソリンエンジン(3.8リッターV8ツインターボ)は737PS、エレクトリックモーターは179PS、そしてシステム合計では916PSを発生。
マクラーレンP1の充電器は非常に高価
なお、マクラーレンP1にはこういった充電器がオプションで用意されており、「320万円くらい」するようですね。
ちなみにP1の充電はこの充電器経由、もしくはエンジン経由での発電のみ(回生ブレーキは装備されない)。
そして同氏はブガッティ・シロン・エルメスを所有していることでも知られていますね。
今回の動画では、このシロン・エルメスを移動させるサービスシーンも収録。
その後はマクラーレンP1で出動。
インテリアはかなり珍しい「ホワイト」で、この人はとにかくホワイトが好きなのかもしれません。
ガレージからP1を出すところ。
段差にて大きく車体が揺れており、相当に足回りが硬いということがわかります。
そしてまずはEモードでの走行。
動画では時速55km/h程度で走行していますが、これくらいの速度で「航続可能」なのは5キロ位、とのこと(公式には12.5キロくらいはエレクトリックモードで走ると言われている)。
その後はガソリンエンジンを始動させ、その加速を披露する準備。
静止画ではその速さが伝わらないものの、とにかくすごいスピード。
マニー・コシュビン氏いわくIPAS(アイパス)ボタンを作動させた状態とのことですが、このIPASとは「Instant Power Assist System」を指し、エレクトリックブーストをかける機能のようですね。
ちなみに同氏は「6年所有し、1,300kmくらい走行してはじめてこのボタンの存在を知った」「IPASボタンを押してからの加速はテスラも目じゃない(同氏はモデルXも所有している)」とも。
そのほか、同氏はEモードにて0-100km/h(0-60マイル)加速にも挑戦。
Eモードだと出力が大きく制限されるのか、なんと加速にかかったのは「10秒」。※ガソリンエンジン+IPASを使えば2.8秒以下で加速させることができる