| これだけのレアカーが思いっきり走る場面はそうそうない |
スイスにて開催されたスーパーカーイベントにて、数々のスーパーカー/ハイパーカーたちが峠道やトンネルを走り、そしてゼロヨンを駆け抜ける様子を収めた動画が公開に。
現在は徐々にコロナウイルスの影響から世界が正常化しつつあり、こういったイベントも各地で開催されるようになっていて、しかし欧米の特徴として「マスク」を着用していない人が多いようですね。
やはりスイスに集まるスーパーカーはほかとは顔ぶれが違う
それはさておき、このイベントに集まった顔ぶれは「さすがスイス」とうならされるクルマばかりで、ポルシェ918スパイダー、ケーニグセグ、パガーニ・ウアイラ、ゼンヴォ、ブガッティ・シロン/ヴェイロン、ランボルギーニ・アヴェンタドールSV、マクラーレンP1など錚々たるメンバーです。
ちなみにスイスの平均年収は世界第一位で1073万円。
日本は18位で429万円にとどまっています。
なお、このイベントは「プライベート」だそうですが、開催を聞きつけたカメラキッズがわんさか集まっていて、こういった様子を見るとぼくは妙な安心感を覚えます。
逆に、目の前をスーパーカーが走っていても何ら関心を示さない国もあるようで、そんな風景を見ると逆にちょっとした不安を感じることも(なんとなく社会主義的なストイックさを感じる)。
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トンネルの中にもカメラキッズ。
こちらはマクラーレンP1とゼンヴォ(P1の前に大きな羽根だけが見える)。
このゼンヴォはおそらくTSR-1かTRS-Rではないかと思いますが、ゼンヴォ(デンマークのハイパーカー)が走っているのはスイスくらいかもしれません。
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ランボルギーニ・アヴェンタドールSV。
グリージョ・テレストにブラックそしてオレンジのカラーリングがナイス。
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なんとこの希少なクルマでゼロヨンを走ります(対するはポルシェ918スパイダー)。
そしてこちらは今回の注目カード、ブガッティ・シロンVSポルシェ918スパイダー。
ヴェイロンは8リッターW18エンジン(1500馬力)を積んで4輪を駆動するハイパーカー。
ポルシェ918スパイダーはフロントをエレクトリックモーター、リアをガソリンエンジンで駆動し(システム合計出力875HP)、0-100km/h加速を2.5秒で駆け抜けます。
実際に走ってみると、公称値(ブガッティ・シロンの0-100km/h加速は2.7秒)どおりの結果ではありますが、どちらが勝とうとも、ぼくはこのサウンドだけで満足です。
それでは動画を見てみよう
こちらがスイスのプライベートイベントにて、数々のハイパーカーが駆け抜ける様子を収めた動画。
ポルシェ918スパイダーの爆音は必聴です。
こちらは別のユーチューバーによる、ポルシェ918スパイダーとブガッティ・シロンとの(330km/hまでの)加速子をメーターにて比較したもの(シロンのメーター表示はちょっと数字がおかしいように見える)。