| マクラーレン・セイバーは思っていたよりも特別感が高いようだ |
さて、マクラーレンが先日発表したばかりの新型ハイパーカー、「セイバー」。
北米市場のみを対象に15台のみが限定にて製造され、その仕様はすべて顧客によってカスタムされた内容を持つとされています。
今回は人気ユーチューバー、MrJWW氏が15台限定のうちの「3番目」となるセイバーを動画にて紹介しており、その内容を見てみましょう。
「3番目」のマクラーレン・セイバーはこんな仕様を持っている
このマクラーレン・セイバーはのイメージはマクラーレンのF1マシン、MCL33/MCL34/MCL35ルノー。
マクラーレンのカンパニーカラーであるオレンジにブルーをあしらったデザインを持っています。
もちろんこの仕様を実現したのはマクラーレンのパーソナリゼーション部門である「MSO(マクラーレン・スペシャル_オペレーションズ)」。
オレンジはグロス(光沢)仕上げ、そしてブラックに見える部分はマット仕上げのカーボンファイバー。
フェンダーやフィンの一部はブルーにてハイライトされています。
リアもやはりフェンダー、エアアウトレットがハイライト。
シャークフィンもブルーにてハイライト。
なお、ルーフのガラスにあわせたのか、リアフードはグロスブラック仕上げです(ガラス部分と一体化してスマートに見える)。
サイドには大きく「03」の文字。
先日公開されたセイバー(2台)には数字が入っておらず、しかしこの個体には数字が大きく表示されているところを見るに、「3」という数字にこだわりがあるのかもしれませんね。
ホイールは新デザイン、そしてスポークはフィン形状を持ち、軽量化のためか肉抜き穴が設けられています。
カラーはグロスブラックにダイヤモンドカット、そしてブレーキキャリパーはオレンジ、センターロックナットはブルー。
テールパイプはリアエンドにインテグレート。
リアディフューザーはフルカーボン。
やはりブルーにてハイライトされ、ボトム部には「03」そして王冠マークがペイントされています。
マクラーレン・セイバー「03」のインテリアはこうなっている
そしてこちらがマクラーレン・セイバー「03」のインテリア。
ダッシュボードやシートはブラックとオレンジのアルカンターラ、そしてブルーカーボンにオレンジのアクセントが組み合わせられています。
シフトスイッチのケーシングはブルーカーボン、エッジはオレンジ、そしてパネルフェイスはブルーとブラックとのグラデーション。
マットはブラックにオレンジのエッジ、そしてブルーにて王冠マーク。
ダッシュボードには「SABRE」の文字、そしてSABREの意味する”サーベル”のグラフィック。
リアバルクヘッドには「SABRE VIN 03」の文字。
ステアリングホイールにも美しいブルークリアカーボンにオレンジのトリム。
オレンジアルカンターラのシートにはブルーのステッチ、そしてパーフォレイト(穴あき)加工の内側にもブルー、さらには王冠の刺繍入り。
王冠はこのセイバーのオーナー氏が使用しているSNSでのアカウント名「The KING」に由来するようですね。
マクラーレン・セイバーを紹介する動画はこちら
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参照:Mr JWW