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ミニが新型「ジョンクーパーワークスGP」のプロトタイプを公開。デザインモチーフは1976年のモンテカルロ・ラリー出場車

2019/06/25

| ミニ史上、もっとも過激なモデルに |

先日より目撃されているミニ・ジョンクーパーワークスGP。
今回公式にニュルブルクリンク24時間レースにて(カモフラージュ付きの)プロトタイプがお披露目され、画像もオンラインにて公開されることに。

なお、ジョンクーパーワークスGPが「コンセプト」として最初に公開されたのは2017年のフランクフルトモーターショー。
オーバーフェンダーや大きなルーフウイングを装着しており、「まさかこのまま発売するわけはないよな」と考えていたものの、どうやら過激なオーバーフェンダー付きで発売される可能性が高そうです。

ミニが「JCW GPコンセプト」公開。2シーター、過激エアロ採用のハードコアなサーキット用モデル

ミニ・ジョン・クーパーワークスGPはFF世界最速競争に名乗りをあげる?

このジョンクーパーワークスGPについては今年2月からティーザーキャンペーンが開始されており、300馬力オーバーの出力を持つこと、限定3,000台にて販売されることが公表されていますね。

おそらくはホンダ・シビック・タイプR、ルノー・メガーヌR.S.、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIと並び、「ニュルブルクFF最速」争いに参加するものと思われます。

なお、これまでに目撃されたプロトタイプはブラックとイエローのラッピングによるカモフラージュが施されていましたが、今回公式に発表されたプロトタイプのカラーリングは「レッドとブラック」。

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今回の画像を見るに、ちょっとだけトーンダウンされたといえどもフローティング形状のオーバーフェンダー、そして巨大なルーフマウント式リアウイングは健在。

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ホイールはいかにも軽そうなデザインを持っていますが、市販モデルにこのホイールが装着されるかどうかは不明です。

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フロントリップはオーバーフェンダーと連結した形状を持っており、かなり張り出したデザインですね。

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こちらはリフトアップした状態。
ブレーキは対抗ピストン(4ポット)、モノブロックを採用しているようです。

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先代(R56)ジョンクーパーワークスGPと並んだ図。
こうやって見ると、新型ジョンクーパーワークスGPのウイングがいかに大きいか、そしてオーバーフェンダーの過激さがわかります。

なお、R56世代のジョンクーパーワークスGPは2012年(日本だと2013年)に発表。
出力は218馬力へと向上し(JCW比+5馬力)、専用エアロキットによって60キロのダウンフォース増加、そしてなんと”2シーター化”がなされた過激なモデル。
価格は460万円と高価ですが、200台の限定台数は瞬時に売り切れた人気モデルでもあります(全世界では2,000台限定)。※R56世代に比較すると、新型JCW GPの「3,000台」はかなり多い

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今回の新型「ジョンクーパーワークスGP」はこれまでのGPモデルに比べてもずっと過激で、その外観は1967年のモンテカルロ・ラリー出場車をモチーフにしたそうですが、とにかくアグレッシブの一言につきますね。

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