| しかも駆動輪は前輪のみ、ちゃんと走るのが不思議なほど |
さて、けっこう多いホンダのVTECエンジンをクラシックミニへとスワップするというカスタム。
おそらくミニとホンダの両者間にてエンジンとトランスミッションの搭載位置関係が似ているということ、なによりもホンダのエンジンがパワフルということからこういった改造が多いのだと思われます。
そして今回紹介する一台は、単にエンジンをスワップしただけではなくなんと「ターボ化」しており、それによって出力はなんと369HPへ。
ホンダのエンジンはとにかく耐久性が高いことでも知られますが、こういったチューニングポテンシャルの高さもまた人気の秘密なのでしょうね。
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このボディサイズでFF369馬力
今回ミニに搭載されるのは1.8リッター4気筒VTEC「B18C」。
もともとは英国で販売されるシビックVTiに搭載されているもので、元来の出力は169馬力。
使用されるタービンはプレシジョン5431で、出力は上述の通り369馬力にも達します。
動画を見るとラジエターはエンジンルーム内に斜めへと無理やり押し込まれ、インタークーラーはフロントアンダーに。
タービンのサイズはかなり大きく、ドッカンターボだということが容易に想像できますね。
タイヤはAVON(エイボン)製、おそらくはSタイヤ。
前後フェンダーは拡大され、タイヤ直径が拡大されているようにも見えます。
リアから見てもオーバーフェンダーが目に入る程度で、まさかこのクルマが369馬力を発生するとは誰一人として想像できなさそう。
この画像を見てわかるとおり、走行中はずっと路面にブラックマークをつける始末。
つまりはとんでもない加速力を持つということですね。
「ホンダ・ミニクーパー」のインテリアはこうなっている
こちらはホンダ製VTECエンジンを搭載するミニクーパーのインテリア。
メタルシートが貼られたインテリア、おそらくはホンダ・シビックから移植されたであろうメーター、そしてビレット製ドアインナーハンドルやウインドウ昇降ノブなど、ノーマルから大きく変更されていることがわかります。
トランスミッションは”Kチューンド・シフターX”にブーストボタン付き(ブースト圧を”ハイ”と”ロー”に切り替えができる)。
シートはフルバケット二脚が入り、リアにはロールケージ。
シートのショルダー部が干渉するため、左右シートは「前後をずらして」装着されています。
ほかにはこんは「ホンダ・ミニ」も
そして欧米ともにミニにホンダ製エンジンをスワップするというカスタムは人気が高く、このユーチューバーはそのカスタム過程を動画で公開。
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