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これまでのミニ史上もっともシンプルしかし立体的。究極のMINIマリズムを実現した新型カントリーマンを見てきた【エクステリア編 / 動画】

2024/04/14

これまでのミニ史上もっともシンプルしかし立体的。究極のMINIマリズムを実現した新型カントリーマンを見てきた【動画】

| 展示車のグレードはミニ カントリーマンS All 4 |

新デザイナーはミニの新世代への移行をうまく成功させたと考えていいだろう

さて、フルモデルチェンジ版新型ミニ カントリーマンを見に「MINI 箕面」さんへ。

新型ミニ カントリーマンはすべてが新しく、まずはネーミングが「クロスオーバー」から「カントリーマン」へ。

これは世界統一の名称にあわせたためですが、これまで「(他の国や地域と同じように)カントリーマン」を名乗れなかったのはミニ専門店「デルタ」さんがカントリーマンの商標を持っていたからだと聞いており、しかし今回「カントリーマン」を名乗るということは、両者の間でなんらかの合意がもたらされたのだと思われます。

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新型ミニ カントリーマンのエクステリアはこうなっている

そして新しくなった要素「2つめ」については、英国ではなく、ドイツにてBMWのライプツィヒ工場で(X1等とともに)生産されること。

これはミニにとって初のドイツ生産車となるばかりか、BMWと車体や多くのコンポーネント / パーツを共有するはじめてのミニとなります。

さらに新しい要素「3つ目」としてはデザイナーが新進気鋭の若手であるオリバー・ヘイルマー氏へと交代したのち「初のフルモデルチェンジ」ということで、これによってスタイリングが大幅に刷新されているわけですね(新しい言語は”カリスマ・シンプリシティ”)。

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そのほかにもグレードやオプションが一新されたりといった特徴を持つのがこの新型ミニ カントリーマンということになり、まず日本国内で展開されるグレードは以下の通り。

参考までにボデイサイズは「ミニ史上最大」となり、全長4,445ミリ、全幅1,845ミリ、全高1,690ミリ、ホイールベースは2,690ミリという数値を持っています。

  • ミニ カントリーマンC・・・4,890,000円
  • ミニ カントリーマンD・・・5,090,000円
  • ミニ カントリーマン S All 4・・・5,660,000円
  • ミニ ジョン・クーパー・ワークス カントリーマン All 4・・・6,670,000円

搭載されるエンジンはミニ カントリーマンCだと1.5リッター3気筒(156馬力)、ミニ カントリーマンDだと2リッター4気筒ディーゼル(150馬力)、ミニ カントリーマン S All4だと2リッター4気筒(204馬力)、ミニ ジョン・クーパー・ワークス カントリーマン All 4だと2リッター4気筒ただしチューニング違いで317馬力を発生します(トランスミッションはいずれも7速DCTで、BMWが積極的に採用する8速ATではないのが意外である)。

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なお、スタイル的にはけっこうリアセクションのボリュームが大きいという印象があり、これはもちろん荷室空間の最大化を考慮したためだと思われますが、ルーフラインを下げる等の手法によって「所帯臭く」ならないように配慮がなされているようですね。

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細部を見てゆくと、ヘッドライトは丸から角へ、そしてシャープなラインが与えられつつもフラッシュサーフェス化がなされています。

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フェンダーは張りのある丸く膨らんだラインを持っていますが・・・。

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一方でボンネットには複雑なプレスライン。

なお、この中央の盛り上がりは「パワードーム」と表現されています。

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ルーフはもちろん「ヘルメット」。

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ホイールはモデルによって17−19インチサイズが用意されています。

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「オクタゴン」グリルは健在ですが・・・。

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グリルフレームはより「フラッシュサーフェス」化が進み・・・。

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グリルのインナーはデザインが一新。

なお、アクセントカラーはブロンズのようなゴールドで、マットフィニッシュがなされることで上品かつ高級な印象を醸し出しています。

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フェンダーアーチにはわずかにプレスラインが設けられ・・・。

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ドア前方には「縦」方向のプレスラインも(この縦ラインは珍しい)。

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これまでのミニに存在したサイドスカットルは廃止され、それに伴いウインカーはドアミラーへ。

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ドアハンドルはフラッシュマウント(つまりこれまでの特徴的なドアノブは廃止されている)。

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リアサイドに設けられるパネルは新型カントリーマンの一つの特徴だり、「All 4」バッジは立体的。

ここに限らず、全体的にエンブレムそしてバッジはすべからく「立体的」です。

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そして樹脂製のクラッディングや・・・。

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バンパーやボディサイドのアンダー部分も立体的な構造を持ち、全体的に「建築的」といった印象ですね。

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そしてリヤサイドは空力的理由によって「疑似ロングテール」化。

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そして「立体的」といえばテールランプも同様ですが、「ベゼルレス」となったことも新型ミニ カントリーマンの一つの特徴で、サイドスカットル然り、パーツ点数が大きく削減されることでシンプルな外観となり、しかしそのぶんボディ上のプレスライン、そして樹脂パーツの形状によって立体感が演出されているといった印象です。

ミニは今回のフルモデルチェンジに際して「不要なものを取り除き、愛されるディティールのみを残した」と述べていますが、まさにその通りといった感じですね。

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実際のところ、こういった「面」による光の反射の変化や・・・。

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樹脂パーツのディティールが楽しめるといった印象です(これがミニの提唱する”MINIマリズム”なのだと思われる)。

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そしてモデル名は最近の(フォルクスワーゲンや日産などと同様の)トレンドに従い「センタリング」。

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ボンネット周辺もけっこう複雑なプレスラインを持っていて、そのためこういった「デザインを楽しむ」ことを考慮するならば、濃色とくにメタリックがオススメです(ホワイトのカントリーマンも用意されていたが、ホワイトだとこういった陰影が感じられないため、かなりノッペリと見える)。

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そのほかだとマトリックスデザインとなったテールランプも新しいところ。

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リバースランプはリアバンパー下部に内蔵されています。

その他の画像はFacebookのアルバム「新型ミニ カントリーマン|MINI Countryman」に保存中。

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新型ミニ カントリーマンを見てきた際の動画はこちら

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