ミニが新型クロスオーバー発表。ディーゼルとハイブリッドのみ、価格は386万～783万円

ミニが日本において新型クロスオーバー発表。
3月2日の「ミニの日」でないのは意外ですが、待望の一台ですね。

プレスリリース概要は下記の通り。

発表こそは2/23ですが、やはり発売は3月2日の「ミニの日」。
価格・グレードは下記のとおりとなっていて、ハイブリッドとクリーン・ディーゼル・エンジンのみ。
トランスミッションもATのみとなっており、先代とは随分性格が変わってしまうことになりますね（JCWモデルはどうなるのか心配）。

なおクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルでは燃費が37％向上してリッターあたり21.3キロに。
ハイブリッドモデル（MINI Cooper S E Crossover ALL4）ではモーターのみで最長40キロ、最高時速125キロで走行が可能（燃費は不明）。
新型ミニ・クロスオーバーの特徴をまとめると下記のようになります。

デザイン
全長195ミリ、全幅30ミリ、全高45ミリ拡大。
クローム仕上げを取り入れ高級感を演出。

新世代クリーン・ディーゼル・エンジン
最高出力150馬力を誇る2リッター4気筒ツインパワーエンジン（ミニクーパーSDクロスオーバーは190馬力）。
トランスミッションは8AT。
全てのモデルは「クリーン・ディーゼル自動車」としてエコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が100％減税、翌年度の自動車税が75％減税。

新世代ハイブリッド・モデル
最高出力136馬力の1.5リッターツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに、最大出力88馬力の電気モーターとの組み合わせ。
トランスミッションは6AT（ミニクーパーDの8ATではない）、ガソリンエンジンは前輪、電気モーターは後輪を駆動する4WD。
200Vから3時間で満充電が可能。

ドライビング・ダイナミクス
シャシーにおいてはトレッド、ホイールベースが拡大。
「ALL4」は新開発。

機能性の向上
先代に比べてリアシートの居住性が向上。
シートは40：20：40分割可倒式で、トランク容量は先代モデルよりも100リットル拡大の450リットルを実現。
ピクニックベンチ、オ－トマチック・テールゲート・オペレーションのイージー・オープナー機能も装備。

先進装備品
運転支援システムとなるアクティブ・クルーズ・コントロール、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキを標準装備。
ヘッドアップ・ディスプレイやパーキング・アシストはオプション扱い。
標準装備のナビゲーション・システムは、手元のMINIコントローラーでの操作に加え、新開発のタッチ・パネル上での操作も可能。
非接触式充電デバイスも装備。

主要諸元

主な標準装備品

　・17インチ アロイ・ホイール（※2）
　・18インチ アロイ・ホイール（※3）
　・LEDヘッドライト（※2）
　・LEDフロント・フォグ・ランプ（※2）
　・LEDテール・ライト（※2）
　・アクティブ・クルーズ・コントロール
　・ドライビング・アシスト
　・自動防眩ルーム・ミラー
　・自動防眩ドア・ミラー（※3）
　・マルチファンクション・ステアリング
　・コンフォート・アクセス
　・ヒーテッド・ウインドスクリーン
　・シート・ヒーター（フロント）（※4）
　・MINIドライビング・モード（※3）
　・MINIエキサイトメント・パッケージ
　・レイン・センサー（自動ドライビング・ライト付）
　・40：20：40分割可倒式リア・シート・バックレスト
　・2ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー
　・リア・エア・アウトレット
　・ナビゲーション・システム
　・8インチ・ワイド・カラー・ディスプレイ
　・オンボード・コンピューター
　・エンジン・オート・スタート／ストップ機能
　・サーボトロニック
※1：MINI Cooper S E Crossover ALL4の装備品は未定。
※2：MINI Cooper D CrossoverおよびMINI Cooper D Crossover ALL4に装備。
※3：MINI Cooper SD Crossover ALL4に装備。
※4：ALL4モデルに装備。