プジョーが「フラクタル・コンセプト」の画像を公開。
いわゆるクーペ・ハッチモデルで、VWシロッコのようなカテゴリですね。
ただ異なるのはルーフがリトラクタブル(デタッチャブル?)式ということで、4シーターオープンに早変わりする、ということ。
内装を見ると充電に関する表記があり、おそらくはEVかPHEVではないかと思われますが詳細は不明。
デザイン的には近年のプジョーのそれを踏襲しており、オニキスにも通じるものがありますね。
ボディ後半のカラーを変えているところも同様です。
プジョーはコンセプト・モデルでは非常に格好良いものを作るですが、市販になかなか移さなかったり、市販モデルになるとダサくなる傾向があります。
このあたりホンダと同じですね。
一方同じフランスのメーカーでもシトロエンは(C4カクタスなど)コンセプトの忠実に市販車を作る傾向にあり、このあたりの差は興味深いところ。
コンセプトモデルの人気が高いために市販化、というのはよくある流れですが、人々はコンセプトモデルの格好良さを評価しているので、色々な問題あれど、やはりコンセプトモデルに「忠実に市販化したほうが良いのでは、と考えます。
そうやって市販化されたシトロエンC4、レンジローバー・イヴォークは人気ですし、やはりメーカーは「何が評価されたのか」は正しく認識する必要がありそうです。
なおこのフラクタル・コンセプトの詳細は今のところ不明ですが、フランクフルト・モーターショーまでには内容が公開されるものと思われます。
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プジョーがジュネーブ・モーターショーにて「インスティンクト・コンセプト」公開。
これまでのコンセプトカーとはガラリと雰囲気を変えており、「オニキス」で採用されたようなブロンズ、そしてツートンカラーではなくシンプルなカラーリングとなっています。
完全なるコンセプトカーのようでスペックや動力源は未公開。
ボディ形状としては「シューティングブレーク」になるかと思いますが、大きく張り出したリアフェンダーなどスポーツカー敵要素をふんだんに含んでいると言えますね。
考え方としては「フェラーリGTC4ルッソ」に近いようにも思われ、しかし「4ドア」を採用しています。
かつ「観音開き」構造となっていますが開口部は異常に広く、フロントだと足元まで、リアだと頭までをクリアするほどガバっと開閉。
内装においてはステアリングホイールがなく、「完全自動運転」であることもわかりますが、採用されている「iデバイス」を用いて車両をコントロールすることも可能、とのこと。
参考までに下の画像は最近までのプジョーのコンセプトカー。
前後のカラーが異なるのがここ数年のプジョーの特徴でしたが、それが変わってきているようです(テールランプにはこれまでのコンセプトカーとの共通性が見られる)。