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アウディが新型「A6オールロード」を発表。オフロード寄りの機能を装備し、エンジンは「ディーゼルのみ」

2019/06/06

| A6オールロードが通常ラインアップとして販売されるのは欧州だけだった |

アウディが待望の新型「A6オールロード」を発表。
これは昨年に新型へとスイッチしたA6アバントにアウトドア風味を付与したもの。

残念ながら日本で「定番」として展開しているオールロードはA4のみとなり、A6オールロードは現在のところ販売ナシ。
歴代A6オールロードも限定販売だったり、途中で販売が打ち切られているものの、根強い人気を誇るモデルなので、これを期に新型A6オールロードの国内再展開を希望したいところです。※日本市場では”オールロードクワトロ”と呼ばれる

なお、初代「オールロード」が登場したのは1999年なので、早いものでオールロードは「20周年を迎えた」ということになりますね。

新型A6オールロードも「安定の」仕様に

今回の新型A6オールロードも、これまでのモデルと同じ文法に則った変更が与えられ、A6アバントに対して「車高をリフトアップし、フェンダーに樹脂製のクラディングを追加」。
さらにルーフレールやスキッドガードにてオフロードテイストを演出したうえで、シングルフレームグリル内にはクロームのストリップが追加されるなど、迫力と高級感とが演出されます。※パッケージオプションにて、さらにオフロードっぽくもできる

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具体的に見てゆくと、まず車高は「45ミリ」上げられて最低地上高は139ミリに。
ということは、通常のA6オールロードの最低地上高は「94ミリ」ということになるので、かなり低いということも改めて判明。

サスペンションは「オールロード」向けにセッティングしなおされたエアサス。
これによってスイッチひとつで車高の上下が可能となります(最大で60ミリアップ。走行する速度が高くなれば、車高は自動的に下がる機能も)。

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そのほか、いくつかオフロードに対応した機能も盛り込まれ、ヒル・ディセント・コントロール、チルト・アングル・アシスト、インディペンデント4ホイール・ブレーキングといった制御が可能となっているようですね。

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エンジンについては3リッターV6TDIのみのラインアップとなり、しかし出力は228馬力、282馬力、349馬力仕様の3本立て。
トランスミッションは8速ティプトロニックのみの設定です。
ディーゼルエンジンとは言えども、最上位モデルの「55TDI」だと0-100キロ加速は5.2秒をマークするので、そうとうな俊足ワゴンだと言えそうですね。

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なお、A6オールロードクワトロはアメリカでも販売されず、つまりメインマーケットは欧州。
一般にアメリカではワゴンが好まれず、その理由としては「ワゴン買うならSUVのほうを買う」という人が多いからだと言われています。

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VIA: Audi

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