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今度は一転、アウディCEOが「TTは存続。今と同じ価格帯でTTの名を継続、ただしEV」とコメント。内部のTT存続派に押し切られる?

2019/06/28

| いったいどっちなん? |

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先日、アウディCEO、ブラム・ショット氏によって「次期TTはない」という発言があったばかりですが、今回AutoBlog.nlが同じくアウディCEOの言として「次期TTの計画は存在する」という内容を報道。

今回、同氏はアウディのファン向けミーティングにおいて「次期アウディTTは、名称そのままにエレクトリックスポーツカーに置き換えられる」と発言。
先の発言だと、この「置き換えられた」スポーツカーにはTTの名が与えられないということでしたが、今回の報道だと一転して「TTの名を継承」ということに。
くわえて、この「EV版TT」は現行TTとおおよそ同じような値付けになる、とも語られています。

気になるプラットフォームはフォルクスワーゲンと共用?

現時点では新型TTについてまったく詳細はわからず、しかしEVとなると専用プラットフォームを使用することになり、気なるのが「アウディ開発によるプラットフォームなのか、フォルクスワーゲン開発によるものなのか」。

アウディはすでにEV用プラットフォームとして「プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(Premium Platform Electric=PPE)」、MEB(modular electrification platform)」、スポーツカー向けの「SPE」の開発について触れていますが、このうち普及価格帯のプラットフォームは「MEB」。

そしてこれはフォルクスワーゲンの「ID」シリーズにも採用されると思われ、さらにVWはこれを他社に対しても開放するとアナウンス済み。

TTの見込める販売数(そう多くない)、そして現行TT(8S)もゴルフ7と共通のプラットフォームを持つことを考えると、おそらく次期TTは「IDと共通の、MEBプラットフォームを持つ」クルマということになりそうです。

現行TTについては2022年まで製造される見込みだとされ、その後に登場する「EVとなった」TTにも期待したところですね。

これまでのTTの経緯はこちら

そしてここ最近出てきた、アウディTTに関する話題はこちら。
直近のものだと「TTは消滅し、かわりに別のエレクトリックスポーツカーが登場」というもの。

そして社内の有志がTT存続のために動いているという報道も。
この努力によって、上で報じられたスポーツカーに「TTの名」が与えられるということになったのかもしれません。

なお、TTの名を持っているとしても現行のような2ドアクーペの姿になるとは限らず、4ドアクーペ、はたまたSUVという可能性も。
これまでにもアウディはTTについて様々なコンセプトカーを施策しており、「より売れる可能性が高い」ボディ形状を採用してくることになりそうです。

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