| 今のところワンオフモデル、残念ながら市販化の可能性は低い |
アウディがファンイベント向けに制作されたアウディTTのワンオフモデル、「TTサファリ」を公開。
フォルクスワーゲン、アウディ、シュコダは毎年こういったイベントを開催しており、そのイベントにて「研修生が製作したカスタムカー」を公開するのもまた通例。
フォルクスワーゲンは毎年ゴルフのカスタムカーを公開することでも知られていますね。
研修生が製作したとは思えないほどの完成度
今回の「アウディTTサファリ」もやはり研修生グループによって制作されたもので、しかしその出来栄えは「かなり」のもの。
車高をガツンとリフトアップして大きなオフロードタイヤを履かせ、それを覆うようにオーバーフェンダーを装着しています。
フロントバンパーやグリルは純正のままのようですが、バンパーのエアインテーク内にはフォグランプを埋め込んだベゼルが装着され、グリル全面にも4連フォグランプつきの「グリルガード」がはめ込まれています。
車体全体に渡るアクセントは「イエロー」で、アウディのフォーリングス(前後)、そしてヘッドライトやフォグランプもイエローに。
サイドステップも専用品へと改められ、リアバンパーやフューエルリッドキャップ、追加されたリアスポイラーともども「マットグレー」にペイント。
リアバンパーはスキッドガード状の形状を持つ専用デザインで、テールパイプが顔を出します(テールパイプ内側もすり鉢状に。細かいところまでよく出来ている)。
リアクォーターウインドウにも、車体デザインにあわせた専用のパネルが装着されていますね。
車体後部はこんな感じ。
リアシートが取り払われてスペアタイヤ収納スペースに置き換えられ、そのスペースを囲むフレームがそのままルーフレールへと繋がっています。
インテリアはこう。
エアコン吹き出し口のインナーやステアリングホイールのスポークがイエローにペイントされ、シートのステッチ、シートバックがイエローに。
残念ながらアウディTTの後継モデルは「無い」ようですが、雰囲気を変えてこの「TTサファリ」を発売すればけっこう売れるんじゃないかと考えたり(少なくともぼくは買う)。
なお、同じフォルクスワーゲングループに属するランボルギーニは、先日ウラカンのオフローダー版「ステラート」を発表しており、こちらは実際に発売されるのでは、とも報じられていますね。
まさかのランボルギーニ本家から「ウラカンのオフローダー」、Huracan Sterratoが発表。車高47ミリアップ、オーバーフェンダーで武装
こちらはそのアウディのイベントを収めた動画。
アウディTTサファリもチラっと出てきます。