| 今やアウディと共通パーツの多くなったランボルギーニのカスタムはお手のもの |
なんとフォルクスワーゲン、アウディのチューンを専門とするABTがランボルギーニ・ウルスをチューン。
ABTはアウディとのコラボレーションにてRS6を「605馬力から705馬力にまで」チューンし、これをアウディから限定車として発売してしまうほど「アウディと近い」会社。
フォーミュラEにおいてもTeam Audi Sport ABT Schaeffler( チーム アウディ スポーツ アプト シェフラー)として参戦しており、まさにアウディとABTとは一心同体に近い印象もあります。
ABTはこれを機にランボルギーニのカスタムを手がける?
ただ、よくよく考えるとランボルギーニ・ウルスはアウディQ8と共通の車体を持ち、エンジンやトランスミッション、4WDシステムも基本的にアウディと共通。
それを考えるとABTがランボルギーニに手を出すということは「意外」ではあるものの、技術的には「ごくごく自然」なこと。
そして今回ABTはランボルギーニ・ウルスを650馬力から710馬力にまでパワーアップ。
これによって「ABT」ウルスの0−100キロ加速は3.6秒から3.4秒に向上しています。
最高速については306キロからどこまで伸びているのかについて言及はなく、しかしこれより速くなっているのは確実と考えて良さそう。
なお、ABTのサイトを見てみると、今回のウルスに関しては「CPUチューンのみ」である模様。
というのも「ABT ENGINE CONTROL(AEC)」のみしか記載がなされていないためで、これだけで60馬力もポンと出力が上がるのは「さすがターボエンジン」ですね。
ランボルギーニ・ウルスは各社がチューン/カスタムを手がけている
なお、ランボルギーニ・ウルスは「ランボルギーニでもっとも台数が出る」車となる可能性が高く、よってアフターマーケットパーツメーカーも興味津々。
すでにロシアのトップカーがカスタムを公開しているほか、
「ランボルギーニなら任せとけ」なヴォルシュタイナー、
マンソリーまでもが参入済み。
そして今後もまだまだ増えそうなのがウルスのカスタムですが、どこまでエスカレートするのか見てみたいところですね。