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アウディがついに高級ブランド「ホルヒ」の名を復活させる!A8Lよりもさらに13センチ長く後部座席のクッションを2倍にしたマイバッハ対抗モデル「A8L ホルヒ」発表

2021/11/01

アウディがついに「ホルヒ」の名を復活させる!A8Lよりもさらに13センチ長く後部座席のクッションを2倍にしたマイバッハ対抗モデル「A8L ホルヒ」発表

| たしかに以前から「ホルヒ復活」の噂が流れていたが |

残念ながら搭載されるエンジンは3リッターV6にとどまる

アウディが中国市場にて「A8 L ホルヒ ファウンダーズ・エディション」を発表し、ついに「ホルヒブランド」復活の狼煙をあげたとして話題に。

このアウディA8 L ホルヒ ファウンダーズ・エディションは広州モーターショーにて実車が公開される予定ですが、ただでさえ長いロングホイールベースのA8をベースに、さらに130mm(5インチ)ストレッチしており、フロントグリルほかにクロームを採用したほか、複雑なグラフィックを描くデイタイムランニングランプを備えたデジタルマトリックスLEDヘッドライトを装着しています。※ヘッドライトとテールランプは2022年モデルのアウディA8Lと共通だとも言われる

アウディがマイバッハに対抗しうる超高級ブランド「ホルヒ」設立とのウワサ。ホルヒって何?

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ホルヒとはなんぞや

アウディはこの「ホルヒ」シリーズによってメルセデス「マイバッハ」に対抗すると言われ、このホルヒについては、アウディ誕生当初までそのルーツを辿ることが可能。

アウディはもともと「アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー」の4社が集まってできた「アウトウニオン」に端を発しており(それが”フォー”リングスの由来)、ホルヒとはアウディのもともとの創業者「アウグスト・ホルヒ」の名に由来しています。

このアウグスト・ホルヒ氏はベンツ(当時は”メルセデス”がついていない)から独立して「ホルヒ」を設立するも、あまりに製品へのこだわりが強かったために反感を招いて自分の作った会社から追放され(このあたりスティーブ・ジョブスと似ている)、その後「アウディ」を設立したわけですね。※このあたりの話はかなりややこしい

随所に光る特別感

そしてこのアウディA8 L ホルヒ ファウンダーズ・エディションは単にA8を引き伸ばしただけのクルマではなく、随所にホルヒならではの仕様が光ります。

たとえば上述のようにクロームが多用され、ドアミラーは「クローム仕上げ(S/RSモデルに用いられる、スパッタリング仕上げのシルバーとはまた異なる)」。

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リアサイドウインドウには「ホルヒ」マーク。

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グリルは押し出しの強い「ホルヒ」仕様に。

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ホイールもディッシュ風の専用デザインを持っており、センターキャップも「ホルヒ」ですね。

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トランクリッドにも「ホルヒ」バッジ。

テールランプは新デザインの有機EL(OLED)仕様です。

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アウディA8 L ホルヒ ファウンダーズ・エディションには2つの専用ボディカラーが用意されており、それらは「Oakrun(メタリックグリーン)」と「Nimbusgrau(メタリックグレー)」。

しかもツートンカラーも選択できるといい、やはりベントレーやメルセデス・マイバッハを強く意思しているということがわかります。

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なお、ホルヒ復活に際し、マイバッハに対抗するためにV12ツインターボ(もしくはベントレーのW12)を積むのではというウワサもあったものの、実際に搭載されるのは3リッターV6ツインターボと48Vシステムだと報じられており、最高出力335ps(340PS/250kW)にとどまるようです(やはり超パワフルなエンジンを搭載してほしかった・・・)。

今回発表されるのは「中国」ではありますが、アウディはA8 L ホルヒ ファウンダーズ・エディションをほかの国でも販売する計画を持っているといい、ただし「米国では販売されない」ともコメントされている模様。

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アウディA8 L ホルヒ ファウンダーズ・エディションのインテリアはこうなっている

こちらはアウディA8 L ホルヒ ファウンダーズ・エディションのインテリアですが、ストレッチされたぶんはおよそすべて後部座席に充てられていると考えて良さそう。

リアセンターアームレストや付属の枕にはホルヒのロゴが刺繍されており、シートとドアカードにはダイヤモンドキルトレザーが使用され、シートクッションは「2倍」になっているといい、よりソフトで快適な座り心地を実現しています(カーペットの毛足も長いようだ)。

さらにはA8と同様に、後席用フットマッサージャーと前席・後席用の背もたれマッサージャーが装備されている、とのこと。

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加えて最新のインフォテイメント技術を採用して前席では2つのスクリーン(これはA8と同じだと思われる)、後席ではセンタータッチシステムを採用しているそうですが、基本的には「後部座席に乗る」クルマとして設計されているようですね。

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