| グレードや駆動方式の選択肢も拡大し、メルセデスAMG、ポルシェを追撃 |
これまでに何度かBMW M3のスパイフォトが目撃されていますが、今回はなんと「偽装なしの」BMW M3が捉えられています。
この画像を見るに「工場内」で撮影された可能性が高く、となると新型M3はもう生産が開始されているとも考えられます(プリプロダクションモデルかも)。
画像では巨大なリアフェンダー、トランクリッドスポイラー、アグレッシブなリアバンパーにボディカラー同色のリアディフューザーが確認でき、「4本出し」テールパイプの存在も。
なお、この「ボディカラー同色」リアディフューザーは最近のハイパフォーマンスカーに増えつつある仕様で、アストンマーティン・ヴァンテージ、ランボルギーニ・ウラカンEVOも(オプションにて)こういったデザインを持っていますね。
実際に乗ることを考えると「この部分は汚れそうだな・・・」と心配になるものの、ボディカラー同色とするとこでベースモデルや他車との相違をアピールでき、かつディフューザーの存在をアピールできるため、今後はこういった仕様が増えてくるのかもしれません。
残念ながらフロントは確認できず
そして新型BMW M3についてもっとも待ち望まれるリークは「フロント」の画像ですが、残念ながら今回それは確認できず。
それでも予想以上に過激なリヤビューが確認でき、今回のリークは「予想外の収穫」だとも言えそう。
なお、新型M3については不明な点が残されており、その筆頭はやはりキドニーグリル。
新型M3のスパイフォトを見るに、3シリーズとは大きく差別化されたキドニーグリルを持つようで、それは「縦に長い」という未だかつてないデザイン。
スパイフォトをベースに「予想」したレンダリングもいくつか公開されていますね。
気になる新型BMW M3のパワートレインは?
そして新型M3のパワートレインについても謎のままで、おそらくは3リッター直6Mツインパワーターボ(S58)を使用することになりそうですが(これはBMW M部門のボス、マーカス・フラッシュ氏も認めている)、ベースモデルは480馬力、「コンペティション」では510馬力を発生する、とされています。
そして新型BMW M3については、これまでには存在しなかった「ピュア」なるグレードが用意されると言われ、これは文字通り純粋な運転の楽しみを追求したもので、トランスミッションにはマニュアルが設定される、とも。
加えてM3としては「初」の4WDも用意されることになり、AMGからポルシェまで、幅広い領域を対象としたスーパースポーツに生まれ変わることになりそうです。