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【リコール】BMW Mモデルの「トランスミッションが走行中、Nに入る可能性」。なお問題修正のため該当モデルは一時販売中止に

2019/12/18

| ここ数年、BMWは品質関連で揺れている |

BMWが北米市場にて、Mモデルのリコール、販売一時停止を届け出。
その理由は「トランスミッションのワイヤリングが、コンポーネントにダメージを与える可能性があり、その場合は回路がショートしてギアがニュートラルに入るため」。
もちろん走行中にこれが発生すると大問題となりますが、さらに大きな問題とならないよう、トランスミッションの制御はもともと「なにかトラブルが発生すれば、自動的にニュートラルに入る」ように設計されているのかもしれません。

生産済み在庫車も修理が必要

なお、影響を受けるモデルはM5、M8クーペ、M8コンバーチブル、M8グランクーペ、X5 M、X6 M。
このうち販売開始が最も早かったM5だと2019年1月30日~2019年10月30日に製造されたモデルがリコール対象に。
ほかモデルにおいてもかなり長い期間に製造された車両に問題の可能性があるとされ、Mモデルにはめずらしい大規模リコールということになりそうです(ただしMモデルなので、さほど台数は多くないと思われる)。

リコールへの対応としては、該当するトランスミッションワイヤリングハーネスを安全な取り回しに変更するとのことですが、場所が場所だけにけっこう作業には時間がかかることになるのかも。

加えて、BMWはすでに生産済みの在庫についても販売を一時停止。
もちろん問題を修正するためですが、ワイヤーの取り回しを修正して安全性を確保し、再度販売が開始できるのは2020年2月、とのこと。

BMWは現在、必要な工具やパーツを揃えている最中で、しかしオーナーに対しては電話や書面にて連絡を取り、作業日程の調整に入っているようですね。

あわせて読みたい、BMWリコール関連投稿

なお、BMWはここ数年、大規模なリコールが多発。
記憶に新しいのは、韓国で大騒ぎになった「炎上」案件ですが、これに加えてほかのリコールも見てみたいと思います。

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VIA: Bimmerpost

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