>BMW(ビー・エム・ダブリュー) >トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)

【動画】どうしたトヨタGRスープラ!待望のニュルにアタックするも総合160位程度、2~3世代前のポルシェと同等のタイムに沈む

2019/12/24

| さらにBMW Z4の2秒遅れ。もっと速く走ってもいいはずだ |

さて、トヨタGRスープラがついにニュルブルクリンクにアタック。
ただしトヨタ公式ではなく、Sport Autoが車両を持ち込んでの走行となっています。
なおドライバーはSport Autoのテストドライバーを務めるクリスチャン・ゲッバート氏で、同氏はこれまでも数々のクルマにてニュルブルクリンクのほか、ホッケンハイムにてアタックを行っており、「間違いない」ドライバーの一人でもありますね。

そのタイムは「一昔前のスポーツカー」と同等

そして今回ニュルブルクリンクにてスープラが記録したタイムは7:52.17。
正直言うとこのタイムはあまり速くはなく、「期待はずれ」という印象も。
ランキングから言うと160位くらいというポジションです。

なお、この周囲にいるのは下記のような面々。
GRスープラは「ポルシェを超えよう」として開発されたクルマではあるものの、実際のスープラのタイムはボクスターだとおよそ一世代か二世代、911だと三世代前、そして初代NSXと同等のタイムにとどまります。

・ポルシェ911 GT3(996)・・・7:56.33
・ポルシェ・ボクスターS(981) ・・・7:58.00
・ホンダNSX-R(後期)・・・4:56.73
(参考)
・ポルシェ718ケイマンS・・・7:47.00
・ポルシェ・ボクスター・スパイダー・・・7:49.00
・ポルシェ・ケイマンS(981)・・・7:55.00
a2

ちなみにトヨタGRスープラは340馬力ですが、これはNSX-Rに対してはもちろん、911GT3除く、上に挙げたいずれのポルシェよりも高い馬力。
古い世代のポルシェ、NSXよりも高い出力、最新のデバイスを持ちながらもそれらと同等ということについては様々な思いがよぎりますが、視点を変えると「ポルシェ、NSX-Rはそれだけ良く出来ている」と考えても良さそうですね。

ニュルブルクリンクを走ったBMWだとこういった記録が残っていますが、これを見るとZ4に遅れをとり、M2とドッコイ(これはこれでグッジョブ)。

・BMW M4 GTS・・・7:27.88
・BMW M5コンペティション(F90)・・・:.36.00
・BMW M5(F90 )・・・7:32.92
・BMW M3 GTS・・・7:48.00
・BMW M3 CSL・・・7:50.00
・BMW M4・・・7:52.00
・BMW M2コンペティション・・・7:52.36
・BMW M5コンペティション(F10)・・・7:54.00
・BMW M5(F10)・・・7:55.00
・BMW Z4 M40i・・・7:55.41
・BMW M2・・・7:58.00

ちなみに日本車の上位だとこんなタイム。

・日産R35 GT-R NISMO・・・7:08.68
・ホンダNSX・・・7:36.00
・レクサスLFA・・・7:38.00

ただ、その出力や価格帯を考えると「これくらいが妥当」と考えられなくもなく、おそらくは「新型スープラに対する期待度」が高すぎたあまり、このタイムを見てちょっと落胆した、ということなのかもしれません。

あわせて読みたい、関連投稿

ニュルブルクリンクのラップタイム最新版。ランキング100位まで、そして「SUV」「FF」「EV」「コンパクト」などカテゴリ別最速車を見てみよう
【随時更新】ニュルブルクリンクのラップタイム最新版。ランキング100位まで、そして「SUV」「FF」「EV」「コンパクト」などカテゴリ別最速車を見てみよう

Mercedes-AMG この2年ほどでニュルブルクリンクのラップタイムは大きく短縮 ニュルブルクリンクにおける市販車のラップタイム「最新版」。 このランキングも当初「ベスト50」から始めるも、なんど ...

続きを見る

【最新版】もっとも最高速が高いクルマ、そして加速が優れるクルマ「TOP15」。最速はブガッティ・シロン、自然吸気エンジン搭載車ではいまだマクラーレンF1に右に出るクルマは存在しない
【最新版】もっとも最高速が高いクルマ、そして加速が優れるクルマ「TOP15」。最速はブガッティ・シロン、自然吸気エンジン搭載車ではいまだマクラーレンF1の右に出るクルマは存在しない

| 最高速はガソリン車、加速はエレクトリックカーが速いという図式が出来上がりつつあるようだ | とんでもない最高速を標榜するクルマは多々あるが、実際に計測を行い記録を残すクルマは非常に少ない さて、も ...

続きを見る

ピニンファリーナ・バッティスタ
【最新版】0-100km/h加速ランキング最新版!上位は2秒台の争いに突入し、驚愕の「1秒台」も登場。やはりEV勢が上位を占め、現在の最速は日本のハイパーカー「アスパーク・アウル」

ガソリン車でもそろそろ2秒台前半に突入しそう スポーツカーのスペックのうち、重要な要素として「0-100km/h(アメリカだと0-60mph)加速」が挙げられますが、ここで主だったクルマの数字をピック ...

続きを見る

VIA: sport auto

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->BMW(ビー・エム・ダブリュー), >トヨタ/レクサス(Toyota/LEXUS)
-, , , , , ,