BMWが新型M4CSを5月に発表するとのウワサ。LCI版M4をベースにM3CS同様のレシピを採用すると言われ、「最新」CSモデルには期待できそう

｜　BMWは「SUV不調」と言われるものの、ハイパフォーマンスモデルに関しては非常に好調である　｜

おそらくはメルセデスAMGなど、ライバルのエンジンが「ダウンサイジング」しているため相対的に魅力が向上しているものと思われる

さて、BMWが5月に「M4 CS」を発表するとのウワサが駆け巡っており、これによると「M4 CSLと同じ560馬力版の3リッター直6ツインターボエンジンを持ち、ZF製の8速オートマチック・トランスミッション、そしてxDrive（全輪駆動）との組み合わせとなるもよう。

BMWの命名法則とラインナップはかなり複雑になっていて（ノイエクラッセの発売にあわせて一新されるという情報もある）、現在BMWはM4に「CLS」、M3には「CS」を設定しており、Cは「コンペティション」、Sは「スポーツ」、Lは「ライト（軽量）」を表していて、よってM4「CS」はCSLほど極端な軽量化が施されていない、快適性を残したハイパフォーマンスモデルという位置づけとなりそうです。

新型BMW M4 CSはどんなクルマに？

現時点でこのBMW M4 CSの詳細については公式にアナウンスがなされていないものの、端的には「M3 CS（下の画像）のM4版」だと言われていて、ルーフ、ボンネット、リアディフューザー等にカーボンファイバーを使用する等の手法によって30−40kg程度の軽量化を期待できそう（M4 CSLの場合、仕様地によっても異なるが、80kgくらいの軽量化が達成されている）。

なお、これまでにもいくつかのスパイフォト、スパイビデオが出回っていますが、そこからは大きなフロントスプリッターといった外観の変更を確認でき、しかし興味深いのは「新型M4 CSは、今年はじめにフェイスリフト（LCI）を受けたM4をベースとする」という情報。

つまりアップグレードされたヘッドライト、フラットボトムステアリングホイール、新しいインフォテイメントスクリーンなどのミッドサイクルアップデートが盛り込まれることになり、「CS系」において唯一のフェイスリフト後の仕様を持つモデルということになりそうです。

加えて「5月に発表され、7月から生産に入る」と言われるものの、販売台数についてはナゾのままで（M3 CSも”限定”だとアナウンスされたものの限定台数については発表されていない）、とにかく正式発表を待ちたいところですね。

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参照：BMWBlog