| その名はヴィジョン・メルセデス・マイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリー |
メルセデス・ベンツが中国で発表するマイバッハの新しいコンセプトカーに関し、追加でティーザー動画を公開。
「マイバッハ」ブランドらしく後席に乗るのが基本のクルマであること、4ドアを備えるサルーンもしくはSUVであることもわかります。
現在中国ではSUVの人気が高く、中国で人気のベントレーやマセラティがSUVを投入し、そしてBMWやロールスロイスも高級SUVを発売する予定であることを考えると、メルセデス・ベンツも「これに遅れる」わけにはゆかず、よって今回のコンセプトカーは「メルセデス・ベンツGLS」をベースにしたマイバッハ版、という見方が大半(ちょっとサイドウインドウの天地が狭く、サルーンでは、という意見も)。
なお今回名称も公開されており、それは「Vision Mercedes-Maybach Ultimate Luxury(ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリー)」。
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マイバッハブランド初の量産SUVに?
マイバッハブランドのSUVとしては過去に「G650ランドーレット」が発売されており、これはメルセデス・ベンツG500をベースにしたオープンモデル。
極端に販売台数が絞られたモデルでもありますね。
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一方でメルセデス・ベンツGLSはモデルチェンジを迎える時期でもあり、これを期に大幅に高級感や快適性を強めると言われていて、「マイバッハブランドのSUV」ベースとしてはまさにうってつけ。
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欧州メディアでは、このヴィジョン・メルセデス・マイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリーの市販モデルは「11月のロサンゼルス・モーターショーで発表される」とも言われ、やはり新型メルセデス・ベンツGLSをベースにし、しかし存在感を増すために巨大なフロントグリルを装着する、とも(ロールスロイスの”パルテノン”グリルに対抗するのかも)。
なお、今回公開された動画を見ると、さすが中国で発表するだけあって後部座席に「茶器」があるのが確認可能。
「温度」らしき表示も見え、おそらくはここでお茶を沸かしたり保温できるのでしょうね。
メルセデス・ベンツが思いっきり中国へと「日和った」ことがわかりますが、これはアウディジャパンがエイプリルフールに「A8に炊飯ジャーを装備した」と発表したことを思い出させます。
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