メルセデスAMG GTブラックシリーズ、ポルシェ911 GT3のサウンドは別格
ニュルブルクリンクにて、メルセデスAMG GT”ブラックシリーズ”と思われるプロトタイプが走行中(動画を見ると、すごい音を出している)。
メルセデスAMGシリーズには、つい最近そのトップレンジとして「AMG GT R Pro」が追加されたばかりですが、以前より「ブラックシリーズ」投入については話題にのぼっており、ついに登場と相成るのかもしれません。
「ブラックシリーズ」は公道を走るレーシングカー
なお、AMGブラックシリーズは「公道を走るレーシングカー」「AMGのトップに君臨するモデル」という位置づけで、これまでに発表されたのは「SLK55 AMGブラックシリーズ」「SLK63 AMGブラックシリーズ」「SL65 AMGブラックシリーズ」「C63 AMGブラックシリーズ」「SLS AMGブラックシリーズ」の5台。
その外観たるやオーバーフェンダーやリアウイングで武装され、明らかに「タダモノではない」というオーラを漂わせていますが、これまでのAMGブラックシリーズに比較すると、今回目撃されたAMG GT”ブラックシリーズ”と思われるプロトタイプはちょっと地味かも。
なお、AMG GTにブラックシリーズが追加されることはすでにそのCEO、トビアス・メアース氏によって言及されており、登場時期は2020年だと言われているので、逆算しても今回のプロトタイプが「AMG GTブラックシリーズ」である可能性は非常に高そうですね。
ちなみにこちらが先日発表されたAMG GT R Pro。
今回目撃のプロトタイプのほうが「ずっと過激な」フロントバンパーを持っていることがわかります。※サイドステップやリアウイングもちょっと違う
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今回目撃された謎のAMG GTが「ブラックシリーズ」かどうかは不明ですが、もしそうだとすると、そのエンジンはAMG GT R Proの585馬力を超え、AMG GT 63Sの630馬力をも上回って「メルセデスAMG最強」となり、加えて軽量化によって、ニュルブルクリンクのタイムも(AMG GT R Proの)7:04.632を短縮し、6分台へと突入することになりそうですね。
そのほかにもニュルブルクリンクにはこういったプロトタイプが走行中
そして動画に登場するのが、このAMG GT ブラックシリーズのほかにニュルを走行するプロトタイプたち。
こちらはまず「ボクスター・スパイダー」。
おそらくアウディRS6アバント。
リアバンパーの形状がこれまでにないほどアグレッシブに。
メルセデス・ベンツEQC。
992世代のポルシェ911GT3。
吸気音がスゴい!
その後、動画の撮影車は「ニュルブルクリンク・タクシー」を利用。
ニュルブルクリンク・タクシーとは、ニュル近郊にて「サーキット走行代行」を行う会社で、自分のクルマや、自分の運転でニュルを走るのは気が引ける、という人々を自社のクルマに乗せて走ってくれるサービスです。
このBMW M3はフルチューンされているようで(ボンネットはボンピン仕様に)、後部座席までもこんな感じでロールケージが張り巡らされています(万一の事故への備えだと思われる)。
そしてニュルブルクリンクタクシーにはこういったクルマ(マクラーレン570S)も。
それでは動画を見てみよう
こちらがメルセデスAMG GTブラックシリーズ、新型ポルシェ911GT3ほか多数のニューモデルを収めた動画、「Ring Hunt | Porsche Boxster "6" (GT4), 992 GT3, AMG GT R BLACK SERIES and more!」。
VIA:Misha Charoudin