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メルセデスAMG CLA35発表!「若く、行動的な」顧客に向け、情熱的なデザインと卓越したハンドリングを持つ4ドアクーペ

2019/04/09

内装は「2トーン」が選べるように

メルセデス・ベンツが待望の「メルセデスAMG CLA35」を発表。
これはメルセデス・ベンツCLAのAMGバージョンという位置づけになりますが、すでに発表されたハッチバック版のA35同様に鮮やかなイエローを身にまとっています。

メルセデス・ベンツはAMG GT発表時にイメージカラーとして「イエロー(サンビーム)」を用いていますが、ここ最近もまた、イエローを採用することが多いようですね。

エンジンは302馬力、ドリフトモードは「非装着」

メルセデスAMG CLA35のエンジンはA35同様に2リッター4気筒ターボ。
出力は302馬力で、これに7速デュアルクラッチ(AMGスピードシフト DCT 7G)、4WDシステム(4MATIC)を組み合わせ、0-100キロを4.9秒で駆け抜けます。
最高速度はリミッターによって250km/hに制限。

外観についてはベースモデルのCLA250に近く、フロントグリル内のバーに用いられるクロームの加飾が2本になり、フロントバンパー左右のエアインテーク内のルーバーにもクロームの加飾が追加。
加えてグリル横にはピアノブラックのガイドも装着されています。

なお、こちらはメルセデス・ベンツCLA250(AMGライン装着)。

そして最近、メルセデスAMG CLA45らしきプロトタイプが目撃されており、こちらのフロントバンパーはAMG GT 4ドアクーペ同様のデザイン(とパナメリカーナグリル)を持っており、同じAMGモデルといえども「CLA35」と「CLA45」とはデザインを大きく分けて差別化する、ということなのかもしれません。

ホイールは標準で18インチ、オプションでは19インチ。

テールパイプは「ラウンド」左右出しへ。
リアディフューザーもピアノブラック仕上げ、そしてトランクリッドには小ぶりなスポイラーが追加。

なお、エアロダイナミクスを考慮したものと思われますが、最近のメルセデス・ベンツおよびAMGモデルにおいては、リアバンパー下部がけっこうせり出しているように見えます。
これによってディフューザーを「より後ろに」まで延長でき、車両の安定化に貢献するのでしょうね。

「見えない」部分だとエンジン下部にパネルが追加され、これによってボディ剛性が向上し、ハンドリングがより優れたものとなっているそうですが、このパーツはメルセデス・ベンツCLA250にも流用できそう(上位モデルの補強パーツ流用は定番チューンのひとつ)。

メルセデスAMG CLA35のターゲットは「若く、行動的で、自分のライフスタイルを大事にする人」。
そしてAMG CLA35はそういった人々に向け、エモーショナルなデザインそして優れたパフォーマンスとハンドリングを提供することがコンセプトである、とのこと。

駆動方式は4WDですが、ベースとなるCLA250はFFベースなので、4WDといえども基本はFF。
そして必要時には前後のトルクを最大で50:50まで分配可能としています。

なお、メルセデス・ベンツはAMG A45のティーザー動画にて「ドリフト」を披露しており、A45、またCLA45では「後輪へ100%の駆動力を配分」することでドリフトを可能とするということになりそう(となると、A35とA45とではかなり異なる部分が多いということになる)。

装備されるドライブモードは Slippery、Comfort、Sport、Sport +、そしてIndividual 。
「Slippry(スリップリー)は最近のメルセデスAMGに装着されるようになったものですが、ポルシェの「ウェットモード」もこれに類するものと思われ、近年、どんどんハイパワー化するクルマに対応したものだと思われます(もしくは、中国市場向けに、運転経験の浅いドライバーへの配慮か)。

その他の標準装備としてはAMGライドコントロール、ハイパフォーマンスブレーキシステム、可変ステアリングレシオ、AMGエキゾーストシステム(フラップつき)、オプションだとAMGトラックパック(データロガーなどが装備され、サーキット対応に)、アダプティブダンパー。

メルセデスAMG CLA35のインテリアは「最新」

そしてAMG CLA35の内装はさらに進化。
これまでのメルセデス・ベンツは「上位モデルに新しい装備を与え、そこから下位モデルに簡素化したものをフィードバック」という傾向が強かったものの、最近だと上位下位に関係なく、「新しいモデルに最新の機能を与える」傾向があるようです。

よってメルセデス・ベンツ自慢のMBUXもさらにバージョンがアップされている、とのこと。

インテリア全体だと、「2トーン」を選択でき、おなじみアンビエントライト(64色)も装備することで近未来的な雰囲気、そして華やかさも増しているようですね。

実車の公開はニューヨーク・モーターショー(オートショー)にて行われ、納車は2019年末を予定。
現時点では価格の公表などはありませんが、相当に魅力的かつ戦略的な値付けがなされるものと思われます(BMWのM+2/3桁モデル、アウディのSモデルに対抗する必要がある)。

VIA: Mercedes-Benz

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