価格は不明、おそらくは両方とも「1台のみ」
アルファロメオが属するフィアット・クライスラー・オートモビル(FCA)がそのヘリテージ部門を通じ、アルファロメオ8Cコンペティツォーネと8Cスパイダーを販売。
なお、アルファロメオはこれら8Cコンペティツォーネ、8Cスパイダーについては「新車」だとしており、工場を出たことがなく、走行距離はわずか数キロだとしています。
アルファロメオ8Cスパイダーは2008年に発表され、500台のみの限定販売。
8Cコンペティツォーネのオープンモデルとなり、4.7リッターV8エンジン、カーボンセラミック製ブレーキシステム(ブレンボ製)も8Cコンペティツォーネと同じで、トランスミッションは6速シーケンシャル「Qセレクト」、0-100キロ加速は4.6秒、最高速度は295km/h。
日本市場には生産量の14%にあたる70台が割り当てられ、2650万円にて発売されています。
アルファロメオ8Cは今後価値が上がる可能性が高いクルマのひとつ
そしてこちらはアルファロメオ8Cコンペティツォーネ。
「8C」は1930-1940年代のアルファロメオのレーシングカーに採用されていたコード名、「コンペティツォーネ」は1949-1950年にミッレミリアを戦った「6C 2500コンペティツォーネ」から。
こちらは8Cスパイダーに先駆ける2006年に発表されており、8Cスパイダーと同じ500台の限定生産。
発表時の価格は2200万円で、これも8Cスパイダーと同じ70台が日本市場へと振り分けられています。
当時、ボディカラーはアルファレッド、コンペティツォーネレッド、シェルホワイト、マグネシウムグレー、ライトブルーから選択可能。
ホイールは伝統の「フォンダイヤル」。
ただ、すでに「フォンダイヤル」と言っても、あのジーコジーコと回す電話のダイヤルを知っている人は少ないのかも。
トランクスペースは極小。
新車だけあってインテリアは素晴らしいコンディションです。
限定モデルであることを示すプレート。
シートはスムースレザーと編み込みレザーとのコンビ。
ショルダー部にはアルファロメオのエンブレムが刺繍で再現。
セミオートマ(Qセレクト)なのでシフトレバーはなく、変速自体はステアリングコラムに取り付けられたパドルで行います。
この時代のクルマにしては珍しく、電気式パーキングブレーキを持っていますね。
リアシートはなく、後部座席に該当するスペースは「物置き(かなり広い)」。
車内外のあちこちにはカーボンファイバー。
そしてスイッチ類を見てもわかるとおり、他モデルからの流用パーツは極めて少なく、非常に特別感のあるモデルだと言え、今後にわたり高い価値を発揮しそうです。