| さすがにニュルブルクリンクの上位ランカーは走りが違う |
メルセデスAMG GT Rとポルシェ911GT3 RSとがニュルブルクリンクにてバトルを繰り広げる動画が公開に。
これはポルシェ911GT3 RSのドライバーが自車に装着したオンボードカメラの映像をYoutube上にアップしたもの。
なお、この動画を見るとメルセデスAMG GT R、ポルシェ911GT3 Rの「異常な速さ」が際立ちますが、動画越しにでもその速さが伝わる例はなかなかない、と思います。
ポルシェ911GT3 RSのラップタイムは”速すぎる”
メルセデスAMG GT Rは4リッターV8ツインターボを搭載して585馬力を発生し、ニュルブルクリンクのラップタイムは7:10.92(歴代14位)。
ポルシェ911GT3 RSは4リッター・フラットシックスから520馬力を発生し、ニュルブルクリンクのラップタイムは6:56.4(歴代7位)。
かなりタイム差があるものの、メルセデスAMG GT Rの名誉のために言っておくと、FRではダッジ・ヴァイパーACR、メルセデスAMG GT R Proに次ぐ「歴代3位」の記録保持者であり、けして遅くはないクルマ。
むしろポルシェ911GT3 RSのほうが「速すぎる」と言ってよいかと思います。
なお、動画のタイトルを見るに、このポルシェ911GT3 RSは現在のニュルブルクリンク王者、「ポルシェ911GT2 RS MR」をチューンしたマンタイ・レーシングが手を入れた個体のようですね。
そこで今回の動画ですが、ポルシェ911GT3 RSがコースイン。
そしてメルセデスAMG GT Rの後ろから追撃開始。
動画を見ていると、この二台のスピードだけが「別次元」。
他のクルマをどんどん抜いてゆきますが、その速度差が「サーキットを走行するクルマ同士とは思えない」ほど。
サーキットを走るのは「それなりのクルマ」ばかりのはずで、実際にポルシェ911やBMW M3などの高性能車を抜いてゆくものの、まるで止まっているクルマをパスするかのような速度差で抜いてゆきます。
そして途中でメルセデスAMG GT Rがスローダウンしてポルシェ911GT3RSを先行させますが、「敵わない」と感じたのか、それとも水温や油温が上がってしまったのかは謎。
それでは動画を見てみよう
こちらがメルセデスAMG GT R、そしてポルシェ911 GT3 RSとのバトル動画、「"Beast of the Green Hell" AMG GT R & Manthey-Racing Porsche GT3RS//.」。
画面越しなのに恐怖を感じるほどの速さを見せてくれる、かなり珍しい映像です。