| メルセデスAMGは常にボクらの予想の上を行く |
メルセデスAMGはその「フラッグシップ」としてAMG GTブラックシリースを2020年にリリースする予定ですが、現在は「鋭意開発中」。
ここ最近頻繁にニュルブルクリンクを走行する姿が捉えられ、今回はそのプロトタイプをもとにした予想レンダリングがcarlifestyleによって作成されています。
たしかにこのレンダリングは、これまでのプロトタイプに見られた特徴をよく捉えてはいるものの、「事実は小説よりも奇なり」というか、おそらくは実物のほうがこの予想レンダリングよりも「過激」なスタイリングを持つことになるかもしれません。
メルセデスAMG GTブラックシリーズの外観はまだまだ調整中?
メルセデスAMG GTブラックシリーズと思われるプロトタイプは上述の通りこれまで幾度となく目撃されていますが、それぞれボディパーツが異なる模様。
プロトタイプによっては「パワートレイン」「サスペンション」などテストする目的が異なるのがその理由だと思われ、さらにはエアロパッケージ自体もいくつかをテストしているのかも。
メルセデスAMG GT R ブラックシリーズの試作車がニュルを走行中。「フロントエンジン車」最速記録達成なるか
まず最初に目撃されたのは、AMG GT Rのフロントにエアロフリックを取り付けたプロトタイプ。
より市販モデルに近づいたメルセデスAMG GTブラックシリーズの試作車!フロントボンネットの大きなダクト、前後ワイドフェンダーが確認される
その後にはまた別のエアロパッケージを持つプロトタイプも登場。
そして最近、メルセデスAMGのVIPに公開されたAMG GTブラックシリーズのプロトタイプは巨大なパナメリカーナ・グリルや前後ワイドフェンダー、これまた大きなリアウイングを装備。
これはメルセデスAMGのレーシングカー、AMG GT3にも似ていますね。
そしてこのレンダリング作成の後に目撃されたのが、さらに過激な、フロントバンパーにエアロフリック(カナード)が取り付けられたプロトタイプ。
つまるところ、メルセデスAMG GTブラックシリーズは目撃の都度過激になっていっている、ということがわかると思います。
今のところメルセデスAMG GTブラックシリーズのスペックは明かされていないものの、エンジンは4リッターV8ツインターボを採用すると思われ、しかし現在AMG GT系に採用されるM178とは「別モノ」だとも。
エンジンブロックとシリンダーはM178から流用され、そのほかの部分は完全に「新設計」となり、最低でも700馬力を発生するというウワサがあるようです。
なお、「ハイブリッド化は行われない」とも言われていますが、メルセデスAMG最後の「ハイブリッド化されない」ブラックシリーズとなるかもしれませんね。
VIA: carlifestyle